

ドラム教室のみっきーです。
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ドラムは座って叩くもの。なので、座り方はすごーく重要です。というのも、「ドラム椅子にどう座るか?」がドラムを叩く姿勢の基本になるからです。
座る位置によって、足の位置や角度はもちろん、手の位置・角度など全体の基本姿勢に影響するのです。
不自然な高さ・位置で座ると、手の位置やスティックの角度も不自然になり、いくらストロークの練習をしても伸び止まり…みたいな可能性も?!
ということで、ドラム椅子(ドラムスローン)の座り方についてポイントをご紹介します。
ポイントになるのは「高さ」と「座る位置」です。
目次
ドラム椅子の高さを決める方法
まずは椅子の高さ。おそらく多くの初心者ドラマーが悩む所だと思います。
ポイントは、
- つま先立ちをした時に
- 裏ももがほぼ水平になる
という高さにセッティングします。
こんな感じ↓
[2020.3.19追記]
動画での解説を公開しました。
座る位置は結構深め
もう一つは、ドラムスローンにどれくらいの深さで座るか?です。
浅く座る、深く座る…とありますが、ポイントは「体の垂直軸に重心がしっかり乗る」くらい深く座ることです。
初めての方は「結構、ずっしり深めにすわるのね」と思うくらいだと思います。

確認すべきポイントは、体重が椅子(お尻?)にのっているか?です。
足の裏とか、つま先に体重がのっている状態の場合、椅子が高すぎる、座るポイントが浅すぎると判断できます。
ベスト・ポジションの確認方法
ベスポジの確認をしてみます。
まずは浅く仮座り
まずは、試しに浅く座ってみてください。そこで、右足を上げっぱなしにしてみましょう。(※この時、背中を後ろに倒さないように!)
⇒浅く座っているので、重心が前のめりになっていますね。なので、バランスが崩れたり、バランスをとるために、背中の位置が後ろに倒れたり、左足に変な力が入ったりするハズです。
これだと、右足(バスドラム)を踏むたびにバランスが崩れているので、リズムが狂ったり、テンポキープがフワフワする可能性があります。
ちょっと深くポジションを移動
次に、座るポジションをちょっと深くズラしてください。そこで、右足を上げてみましょう。
⇒さっきより、バランスが崩れない(ちょっと楽)と思います。
徐々に深く移動してベスポジを見つける
さらに、座るポジションをちょっと深くズラしてください。そこで、右足を上げてみましょう。
⇒さっきより、もっとバランスが崩れない(ちょっと楽)と思います。
この「ちょい深くズラし⇒右足上げ」を繰り返し、足を上げてもバランスが崩れない位置がベスト・ポジションです!
※逆に、深く座りすぎると…、単純に踏みにくい!ですよ。
最終確認
最後は、両足を軽く上げてみてください。
重心がズッシリ真ん中に収まる位置に座っていれば、バランスを崩すことはありません。(体幹・背筋が辛いですが…)
※重心はズッシリ下に!丹田でチャクラを練る感じ?です。
ドラムは、両手・両足をバラバラに動かします。
そのため、体幹がとても重要です。
手足を自在に動かせるように、座る位置(重心)を真ん中にしておくと、バランスを崩すことはありません。
この機会に、ペダルの踏み方についても確認してみましょう↓
ペダルの踏み方を詳しく解説。バスドラムの踏み方でサウンドが変わります!
椅子の高さは「まあまあ低め」を基準にしよう
私が紹介するドラム椅子高さは「まあまあ低め」です。
これは「私の好み」というのもかなりあります。
では、椅子が高いと絶対ダメなのか?というと、そんなことはありません。
でも、椅子が高い場合の注意点があります。それは、、、
バランスが崩れやすい(高いと前のめりになりがち)
椅子が高いということは「浅く座る」ことになるので、「重心が前のめり」になる可能性があります。
また、浅く座ることで「バランスが取りにくい」ことがあります。
前のめりになるのは悪いことではありませんが、あまり前のめりになりすぎるとリズムが走ったり、ヨレたりする原因にもなります。
さらに、独学の場合は「前のめりの姿勢の悪いところ」に気づかない可能性があります。
よくあるのが、前のめりになっているので「両足のつま先に体重がかかっている」という状態になってしまっているケース。
前のめりでも全然オッケーだけど、体重がつま先に乗っていると柔軟に足を踏む事ができません。
そう、ちゃんと椅子の所でバランスが取れていない。
これに気づかないと、「なんか足を踏むのが一瞬遅れる」とか「手と足がバラバラでギコチない感じになっちゃう」みたいな状態になる可能性があります。

ちなみに、低すぎると「後ろに倒れ気味」になって、これまたリズムが乱れる(遅れたりする)原因になります。
何事も「程よい」というのが大事ですね。
高いとパワー不足/低いとパワーが出る
私の感覚では、椅子が高めだと「パワーが出しにくい」です。太モモの重さをズドーン!と乗せられないのです。
そうなると、パワーを出すためには必然的に「体重を乗せる」必要があるため、前のめりになりがち。。。
そうなると、、、バランスを崩しがち。。。っていう悪循環になるので、ちょっとパワフルなプレイには向かないかな?と思います。
ちなみに、椅子が低めの場合、太モモの重さをドン!と乗せて無理なくパワフルに踏み込めます。
高い場合:足首が使いやすいからテクニカルなプレイに向いている
こちらは椅子が高い場合のメリットです。
椅子を高くして座る場合は、足首が使いやすいです。そのため「テクニカルなプレイ」に向いています。
速く踏んだり、連打したり…という時に、足首が軽々と使えるのは椅子が高めの方がやりやすい。
なので、テクニカルなプレイスタイルの場合は高め。パワーが必要な場合は低め。みたいなイメージですね。
※私の感覚なので、全てに人に当てはまるかはわかりません。
ということで、、、
「まずは基準として」椅子を「まあまあ低めのセッティング」をオススメします。「まあまあ低め」というのは高すぎず・低すぎずのオールラウンドタイプって感じです。
私の美的主観なので参考までに…ですが、椅子が高いとビジュアル的にちょっとダサい感じがします。素人っぽいというか、何だかイケてない雰囲気です。
椅子が低めでズッシリ構えていると、「お、何かやってくれそうだな」というベテラン臭が漂います。
女性の場合は、ちょっと高めでもOKです。というか女性なので、あまり低くドッカリと足を広げて座るのは何とも…です。
【重要】椅子の高さが決まればスネアの高さも決まる
さて、ドラム椅子の高さが決まると、必然的にスネアの高さが決まります。(←ココ重要!)
ベスポジは、「腕(肘から手首のライン)が、ほぼ水平で一直線になる」です。
一直線ってのが、結構大きなポイント。構えたときから手首が上や下に曲がっていると、手首を柔らかく使えません。
こんな感じ↓
変な角度がつくと、手首が柔らかく使えないです。(腕で叩くクセがついちゃう)
↓こんなのとか、
↓こんなのとか、
↓椅子が高くてスネアが低いってパターンもよくあります。
【上級編】プレイスタイルに応じて椅子の高さを調整する
ある程度、バスドラムの踏み方に慣れてきたら椅子の高さをプレイスタイルに応じて調整してみましょう!
私の場合は、その時に演奏するジャンルによって椅子の高さを微妙に調整しています。
上で解説した様に、、、
ロックなドラミングをする場合は低めにセッティングしています。
低め方が下半身に重心がしっかりと収まるし、太モモの重さを活かして踏めるので「パワフル」なサウンドが出せます。
見た目的にも、ズッシリなオーラを放出できます。(←ここ重要)
そして、テクニカルなプレイをする場合は高めにセッティングします。
細かくバスドラムを踏んだり、強弱・繊細なサウンドを出すには足首の微妙なタッチが重要になるので、高めの方が都合がよい。
こんな感じで、プレイスタイル・表現したい内容によって最適な椅子の高さを決めています。
憧れのアノ人はどんな座り方?
文章でアレコレ説明するより、憧れのアノ方の座り方を見習っちゃおう!ってことで、何人かご紹介。
デニス・チェンバース(Dennis Chambers)さん
低めでドッシリ座っています。重心がブレずに安定しているのが写真からも伝わります。
肘から手首、スティックの先まで一直線になっている点も要チェック!
ゲイリー・ノバック(Gary Novak)さん
私のフェイバリットドラマーです。かなり低め。というか低すぎだろ!ってくらいですね。
デイブ・ウェックル(Dave Weckl)さん
ちょうど中間の高さかな。この高さを基準に考えてもいいくらいお手本的な感じ。
それでいて椅子にズッシリ体重がのっているのがわかります。ちなみに、ウェックルさんはパワーよりもテクニカルなプレイです。
オマー・ハキム(Omar Hakim)さん
昔は低めだったけど、今は結構高めかな。
腰がグッと立ってるけど、前のめりにはなっていない。ちゃんと重心がお尻に乗っていて、体幹がしっかり縦に通っているのがよく分かる。
だから色々動いても、リズムがブレないし手足の態勢もブレない。
スティーブ・スミス(Steve Smith)さん
昔は「低すぎだろ!和式トイレか!」ってくらい低かったけど…。最近はちょい低めだったり、少し高めだったり、映像によって色々と違う。
Travis Barkerさん
少し高め。映像によって高い時と低い時がある。高いというより、スネアとかタムが低いのか?
どちらにしても、すごく派手に叩いてるけどよく見ると重心・体幹が安定しているのが参考になる。
お尻(椅子)でしっかり身体を支えているので、手足が自由に・楽に動かせているのがよくわかります。
派手だし悪〜い感じだけど、すごく真面目に基礎練習やってんだろうな…って思う。
Steve Jordanさん
逆に高めの人も紹介。グルーヴゴリゴリのドラマーは高めの人が多いかも?
バスドラムも、踏んだ時にビーターをしっかり付けっぱなしにするスタイルです。
Nate Smithさん
パット見「立ってるの?」と思うくらい、この映像は高めですね。
女性ドラマーは体格もあるので高めが多い気がします。

ちなみに、椅子の高さは時代によっても結構変わると思います。
流行りがあるのかもしれないし、年齢によっても変わるのかも。
上で紹介した低めのドラマーは昔はもっと低かったけど、最近は少し高くなっている気がする。
年を取るとちょっと高くなるのかも!?
最近だと、小口径のバスドラムが流行っているせいか、椅子も高めにしてテクニカルなバスドラムプレイをするドラマーをよく見ますね。
まとめ
椅子の高さは、まずは「まあまあ低め」のオールラウンダーから始めましょう。
とはいえ、体格も大きな要素です。私は中肉中背の普通の体型?なので、Dave Weckel、Steve Smith、Travis Barkerとかのバランスの取り方を参考にしています。
腹がでてきたり、お尻が大きかったり…など、体格によって向き不向きがあると思うので、自分に合う人を見つけるのも面白いですよ!
そして大事な基本ですが、両手・両足をバラバラに自在に動かすためには「安定した重心、バランス」が大切なのです。
そしてタイムキープやフィルイン時のリズムのよれも、バランスが悪いことが原因の一つです。
是非、お試しあれ〜。
あと、ペダルの踏み方も大切↓
そして、DW5000のペダルはかっこいい…↓
「ドラムを始めたばかり」「これからドラムを始める予定」という、初心者の方は参考にしてくださいませ。
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