ドラム教室のみっきー(@mickey_higashi)です。オンラインレッスンや教則本もチェックしてね。
ブログに書けないドラムのちょいネタはメルマガで配信しています。こちらから登録をお待ちしています!
さて、、、
スティックの正確なコントロールを身につけるための基礎練習。4分音符、8分音符、16分音符を組み合わせたパターンです。スティックコントロール(その3)と同じく左手から開始するフレーズがあります。左手をどんどん強化してください。
いつもの通り、ゆっくりから始めましょう。目安としてはテンポ60からです。徐々にテンポを上げて、最終的にはテンポ120くらいで確実に叩ければオッケーです。速さよりも「メトロノームとズレる事なく、正確に叩けること」が目的です。
基礎練習
それでは、実際の練習パターンを紹介します。
エクササイズ1
(R=右手、L=左手)
トレーニングのポイント
8分音符から4分音符、4分音符から16分音符など、音符の切り替えを鍛える練習です。音符が切り替わる時にリズムが狂いやすいので、しっかりとメトロノームに合わせて音が出せるように練習しましょう。
音符を切り替えた時の最初の2音(特に2音目)に、特に注意してください。例えば、4分音符から16分音符になったとき、16分音符の2音目が遅くなったり、速すぎたりって事があります。出だしの2音に集中しましょう。
エクササイズ2
(R=右手、L=左手)
エクササイズ2は休符が多いです。休符をしっかり感じて(我慢して)バシ!っと決まるまで練習してください。連打するよりも長い休符空けの1発が難しいのです。
休符も音楽。しっかり感じることが大切
音楽は「音を出していない時も音楽」です。休符の時は休憩時間ではなく「音楽を演奏中」なのです。しっかりと「休符を感じて、休符を演奏する」ことがとても大切です。
焦らず確実にステップアップを
ドラムは1日で上手くはなりません。1ヶ月2ヶ月と継続することで、徐々に速いテンポでも確実に叩けるようになります。
「できた!」という状態は、
- 間違いなく
- いつでも正確で確実に
- 同じ音が出せて
- 一度もズレる事なくリズムがキープできる
という状態になって初めて「できた!」と言えます。まずはゆっくりから「できた!」を目指しましょう!
スティックコントロールの連載(全4回)
次のスティックコントロール基本練習に進む方はこちら↓
その他のドラム講座
もっと練習方法が知りたい!もっと練習パターンをくれ〜!…という方のために色々なドラム講座を公開しています。
叩き方の基本練習ドリル
「フォームを身につける」ための基本練習・エクササイズです。
練習パッドでできる基礎練習レシピ
ドラムの上達には毎日の基礎練習が大切です。
「自宅で毎日やる基礎練習のネタが欲しい!」という方へ、練習パッドでできる基本練習・エクササイズを紹介しています。
手足をバラバラにする基礎練習
ドラムは『手と足をバラバラに叩く』ことが必要です。手と足をバラバラにコントロールするための基礎練習です。
教則本:ドラムの練習帳
「ドラムの練習帳」はドラムを叩く基本動作・基本リズムを身につけるトレーニング集です。
「練習のネタが欲しい!」という方が取り組める『日々の練習メニュー』になっています。
叩き方の解説動画も付属しているので、初心者でも大丈夫ですよ。
こちらからどうぞ(無料サンプルもあります)↓
ドラムの練習帳:練習パッドで基礎練習編