ダブルストロークが上手くなるコツと練習方法。手首と指を柔らかく使わないと速く動かせないよ。ダサくて下手っぽいダブルストロークになるのは手法・奏法を気にしすぎなんじゃないのかな。だから叩き方をアドバイスするよ。

はい、タイトルに全てを詰め込んでみました。
今回のテーマは「ダブルストロークの叩き方」です。

※最後の方に参考動画も貼り付けてあるので合わせてご覧くださいませ。

ダブルストロークとは

ダブルストロークとは「片手で2発連続で叩く手順」のこと。それだけ〜!

って、あたり前じゃん!と思うかもしれませんが、ここが結構重要なのです。

というのも、「ダブルストローク」という名前が一人歩きしていると思います。名前が付いているので「何かの手法・奏法、必殺技なのかな?」「やり方があるのかな?」と思ってしまいがちですが、そこが落とし穴なのです!

奏法・技法ではないよ

なんのこっちゃ?ですが、私は「1発ずつを普通に速く叩いてる」だけだと思っています。

そう、ダブルストロークって名前に惑わされていますが、「2発を叩く必殺技」ではありません。

「シングルストロークを片手で速く叩く」という気持ちで取り組みましょう。

ここが非常に大事なポイントです。

ダブルストロークを叩くコツ

とはいえ「速く叩くためのコツ」ってのがあります。そして、コツを掴むための動作や練習法があります。

このコツ・動作ってのがクセもので、人それぞれ得手・不得手があるため「やり方・感じ方」が違うんです!

なので「ダブルストロークの叩き方」といって紹介されているものは「その人のコツ」と考えてください。決して「その奏法・手法で叩くこと=ダブルストローク」と勘違いしないようにね。

私は「これがダブルストロークじゃ! 今からお主に秘儀を伝授するぞよ..。」の様にダブルストロークをダブルストロークとして教えてもらった事はありません。

単に、シングルストロークの延長で、たまたま「RLRL RRLR …」の様な2回連続の手順が入っていたパターンを色々と叩いていました。
なので、最初から「2発」を「1発を2つ」というイメージだったと思います。

という事で、私のコツを紹介していきます↓

ドリブルするイメージを持つ

まずはバスケットボールの「ドリブル」をイメージしてください。(バスケです。サッカーではありませんよ)

ダムダムダム…と継続してドリブルする時の、ボールに手が吸い付いてる感じ。あの感覚を想像しましょう。(まりつきの様なバチバチ叩くイメージではありません。)

その時、手に力は入っていないですよね。
というか「タイミングよく、一瞬だけ力を入れる」という感じだと思います。

つまり、、、
「バウンドを殺さない
「ボールの動きを利用する(手の動きとボールの動きと同期させる)」
というのがポイントです。

さらに、バウンドのタイミングを変えたい場合は、
「ボールの動きに無理に逆らわず、動きを吸収する
という動作をすると思います。(サッカーのトラップもそんなイメージですね)

スティックの動きも同じ感覚

なんでバスケの話?…と思うかもしれませんが、スティックの動かし方も同じ感覚です。(←私の場合)

ボールをスティックと置き換えて考えると、、、

「スティックのバウンドを殺さない
「スティックの動きを利用する
「スティックと手(手首・指)の動きを同期させる

はい、これがコツです。

バウンドは「させる」ではなく「殺さない」

ダブルストロークを上手に叩くためのコツで、一番大切なのがココ↓

「スティックのバウンドを殺さない

はい、これです。

「バウンドさせる」と思いがちですが、そうすると上手くいきません。

そもそも、なにも考えなくてもスティックは勝手にバウンドするもの。あえて「バウンドさせなきゃ!」と思うと、無駄に力むし、無駄に力強く叩いちゃいます。

なので、「叩いた後の、バウンドを殺さない」ことに意識を集中しましょう。

「叩く事・叩く瞬間」にばかり意識を集中しがちですが、ポイントは「叩いた後」これが大事です!

スティックの動きを利用する・同期させる

そして、下の2つ↓も結局は「バウンドを殺さないため」のポイントにつながっています。

「スティックの動きを利用する
「スティックと手(手首・指)の動きを同期させる

(最初の1発目は別として)スティックを「振り上げる」という動作に無理な力は必要ありません。

叩けばスティックは勝手に戻ってきます。その動きを利用すれば連続で叩く時の「振り上げ」に関しては力を使う必要はなくなります。

まさに、ドリブルしている感じです。

まあ、言葉にするのは簡単ですがやってみると意外とムズいです。ちゃんとスティックの動きを意識しましょう。

そして、手首・指を「スティックの動きと同期」させましょう。スティックよりも速く動かしてもダメ、遅く動かしてもダメ。まさに一心同体、スティックは友達、シンクロ率100%になりましょう。

むしろ1発目が重要

ダブルストロークを叩くとき、どうしても2発目をどう叩くか?を考えがちです。

しかーし!
むしろ、1発目が重要なのです。

というよりも、1発目をどう叩くかで2発目の運命が決まっている…といっても過言ではないでしょう。

注意したいのが、「1発目の叩き始めから → ヒット! → …からのスティックの戻りまでを1発目」と考えてください。

その1発目を大切に、ちゃんと把握して叩くようにしましょう。

あなたのダブルストロークがダメな理由。

それは…

「ダブルストロークをしよう」としている。

これ絶対ダメです!

というのも↓

力んでしまう

ダブルストロークを発動しよう!と思って叩くと、力んでうまくいきません。

さらに、その前からガチガチになってしまい、前後のリズムも乱れまくり。昇龍拳を出そうと思って力んでしまい、その前にボコボコにされちゃうってのと同じです。(←違うかな?)

「2発で1セット」の意識になってしまう

さらに「2発の塊が1セット」という意識になっているもんだから、音も2つのツブが揃っていなかったり、転がりまくっていたり…
「おら、ダブルストロークやってっぞ!」ってのがモロ見えです。

バウンドを殺してしまっている

上に書いた通り、バウンドを殺しちゃうとヨロシクないです。

一つは、
「無駄な振り上げ動作」をしなきゃいけなくなります。そうすると、力みにつながります。

もう一つは、
「2発目が弱くなる・叩けなくなる」という状態になります。これは1発目の後、ちゃんとスティックが振り上げられていない状態で、無理やり2発目を叩いちゃうから。

1発目をバウンドさるために叩いている

「1発目をバウンドさせよう!」とか「ワンアクションで、勢いとバウンドで2発叩く」みたいな考えで叩くと、よくないダブルストロークになってしまいます。

「一発目をリバウンドさせて」という叩き方は、どうしても音がフラットにならないというか、1発目のアタックが大きくなりがちです。

ちゃんと叩いているというよりは「勢いに任せている(誤魔化している?)感」がサウンドに出ちゃったりします。

粒の揃った、自在にコントロールできるダブルストロークが叩けるようになるためには、1発目を「バウンドさせるために叩く」のはやめましょう。

1つの音としてちゃんと叩いてあげる。そして「バウンドを殺さない」で次のショットに自然につなげるって感じです。

ダブルストロークの練習方法

おまたせしました! 「どうすればダブルストロークが上手に叩ける様になるのか?」を紹介します。

まずは動画で↓

  • Step1:まずはバウンド感覚を身につける
  • Step2:音の強弱・緩急をつけてバウンドする
  • Step3:何発目かでバシっと打ち終わってみる
  • Step4:小さくバウンドさせてみる
  • Step5:[実践編]パラディドルを叩こう!

まずはこれだけです。
とにかく、Step1〜Step4に取り組んで「ドリブルする感覚」を身につけましょう。ここが上手にできないと先に進んでもうまく行きません。

実践的な練習は、まずはパラディドル

そして、実践的な練習として「パラディドル」をオススメします。

まずはパラディドルです。
…というのも、パラディドルだと「音の粒やリズムの正確さをコントロールする」ことに集中しやすいです。(←ここが重要!)

結局、2発をちゃんと「1発の連続」として叩かないと演奏とはいえません。

練習の楽譜:その1

一応、楽譜を貼っておきます。

ダブルストロークの練習方法

練習の楽譜:その2

パラディドルが滑らか〜にできるようになったら、こっちに挑戦してみましょう↓
ダブルストロークの練習方法

まずは、この練習だけで十分上達します。音の粒をそろえて叩けるようになりましょう!

追記(2019.6.28):
練習パターンの紹介記事を書きました!
こちらからどうぞ↓

まとめ

今回紹介したダブルストロークのコツは、私のコツです。この考えが合う人もいれば合わない人もいるはず。
「こうじゃなきゃダメ!」とは考えずに、「こんなコツもあるのかぁー」という感じで受け取ってくださいね。

でも、、

そもそも「ダブルストロークすること」が目的になっちゃダメだと思います。ダブルストロークに限らず、叩くことは「音楽を奏でる」のが目的ですよね。
なので、ちゃんと「2つの音ツブを奏でる」という意識がとっても大事です。

技法・手法にとらわれて、その技法を使うことが目的にならない様にしましょう!

※今回の話、実はキックのダブルにも共通して言えることです。そのうちキック編もブログに書きますのでお楽しみに!

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