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みっきー

ドラム教室のみっきーです。
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ドラムレッスンの生徒さんには、「今まで独学でやってました」という方も多くいます。

ずっと独学で練習をしてきて、とても上手な方もたくさんいます。
しかし、残念なことにドラム歴に対して「あまり上達していない」というパターンも少なくないです。

そんな方の特徴として、みょーなクセがあるというか、素人感があるというか、何となく「独学ドラマー感」があるのです!

逆に「習っていた」という生徒さんもいます。そして、習っていた方の多くは「習ってた感」があるのです。

そこで今回は、独学ドラマーにありがちな「惜しい!ここが上達していないよなー…。」と思う点を、ドラムレッスンの講師目線で語ります。

独学だと第三者の視点からチェックできない

まずざっくりと言うと、独学の場合は「第三者の視点」で自分のドラミングを見にくいです。まあ、これは当然ですよね。

しかし、これってとても大切なのです。

  • 自分のタイム感が合っているのか
  • メトロノームにちゃんと合っているのか、リズムが揺れていないか
  • 自分が出している音が、外にどう響いているのか
  • 自分のサウンドが、どんなバランスで鳴っているのか
  • 自分のフォーム、叩き方が、どんな感じなのか

などなど、自分だけで練習していると「気づきにくい」事がたくさんあります。

気づけない点は「自覚がない」ことになるので、いくら練習しても改善されません。
そして、気づかなかったことに関連するテクニックは上達しにくいです。

では、具体的にどんな不具合があるのか?の「あるある」を見ていきましょう!

独学の問題1:気づかないで練習を続けると音痴になりがち

間違ったリズムや、変な力みなど、自分の「ズレ」に気づかないで練習を続けるとどうなるか?

ずばり…「それが(ズレてる状態が)正解になってしまう = 音痴になる」のです。

はい、怖いのはこの音痴になることなんです。

音痴には色々あります。リズム音痴、サウンド(ドラムの音)音痴、グルーヴ(リズムのノリ)音痴、などなど。

特にリズム音痴(リズムがズレているのに気づかない)って、ドラム歴が長い方に多く見られます。

フィルインの入りがすごくモタって、フィルイン中は走って、最終的には辻褄があう…。だからリズムが乱れている自覚がない。みたいな事があります。

さらに、メトロノームから思いっきりズレているのに、それ自体に気づかない(自覚がない)こともあるのです!

独学の問題2:出す音のバランスがバラバラになりがち

ドラムは、右手で出す音、左手で出す音、右足で出す音、左足で出す音…と基本は4つのパートから構成されます。

では、すべてのパートをフルパワーで叩けばいいのでしょうか?
そんなわけないですよね。

例えば、右手のハイハットはどんな音色を出すのか、左手のスネアはどんな音を出すのか…など、一つ一つの出す音には音色という物があり、その個々の音色が合わさった全体的なサウンドがあります。

そうなんです、ドラムはパート毎(右手/左手/右足/左足)のバランスによって、全体のサウンドが大きく変わるのです。

バランスは、自分だけではなかなか客観的にチェックできません。
ドラムを叩いている場所で聞こえる音と、ドラムの正面(客席側)で聞いている音も結構違います。

また、どんな全体サウンドを出すか?を考えていない(指摘されないので、そんな概念がなかった)というパターンも多いです。

そのため、ハイハットが超うるさかったり、バスドラしょぼ!…みたいな事があります。

「なんかヘタに聞こえる」という方は、全体のバランスが悪い可能性がありますので、チェックしてみましょう。

独学の問題3:セッティングが不自然になりがち

セッティングは、個人の自由というか好みなのです。しかし、あまりに変じゃね?というケースが結構あります。

「スネアがみょーに低い」とか、「ハイハットが超近い」とか、「なんか左を向きすぎてないかい?」とか、「フロアタムがそんな遠くていいの⁈」とか。

なんでそんな状態になるのでしょう?

実際、生徒さんに聞いた話で多かったのが「セッティングは、特に気にしてない」「スタジオにセットしてある状態で、そのまま座って叩いてる」というパターンでした。

つまり、
「そもそも、どうセッティングすべきかわからない」から、そのままの状態で座ってみて、極端に居心地が悪くなければ特に何もしないぜ!ってやつですね。

変な状態(自分に合っていない状態)で叩くと、フォームが安定しません。そのため、フォームをしっかり身につける練習の効果が薄れちゃいます。

また「合っていない状態で叩く=無理な姿勢で叩く」ことにもなるので、不自然な姿勢、不自然な叩き方、無駄な力が入った叩き方が身についちゃう(クセになっちゃう)ことも考えられます。

独学の問題4:「できた」の判断が甘くなりがち

とある練習パターンをやった時、なにを基準に「できるようになった」と判断するでしょうか?

  • 間違えずに叩けたから「できた」と判断?
  • リズムがズレなかったから「できた」と判断?
  • 速く叩けたから「できた」と判断?

できた!の判断基準は色々ありますが、問題は「自分がその状態になったのか」をちゃんとジャッジできるか?という事です。

例えば、、

「リズムがズレない」という場合、本当にズレていないのか?を客観的に判断しないといけません。

「間違えずに叩けた」というなら、1回だけ間違えずに叩けたからOKなのか、何回やっても100%の成功率だからOKなのか、リズムパターンと組み合わせてちゃんと間違えずに叩けたからOKなのか…というジャッジをどうするか。など色々あります。

どこまでを「できた」とみなすのか?は「甘くジャッジする」こともできますし、もっとストイックに「シビアにジャッジする」こともできます。

個人の練習では、どうしてもジャッジが甘くなりがちです。
また、実はズレているのに気づかないで「できた」と判断してしまうこともあります。

そして、「自分はできている」という事はあまり練習しなくなります。

そう!練習の積み重ねがとっても薄くなるので、「すぐにできなくなる」のです。そのため、なかなか上手くならないパターンにハマってしまいます。

独学の問題5:引き出しが少なくなりがち

独学の場合、どうしても「自分の好み」や「自分の周りの環境」の範囲でしか、情報収集できません。

そのため「引き出し」がどうしても限られてきます。

この「引き出し」は、「練習の引き出し」という意味もありますし、「フレーズやフィルインの引き出し」という意味でもあります。

練習パターンって色々ありますよね。

左手を強化する練習、手足をバラバラに動かす練習、複雑な手順を叩けるようになる練習、ロックなサウンドを出す練習…など、色々な意図を持った練習パターンがあります。

そんな「練習の引き出し」が、どうしても少なくなるし、偏ってしまいがちです。

もちろん「フレーズやフィルイン」も同様です。

基本的に、自分の興味がある分野しかよく知らないですよね。そのため、全く別分野の引き出し(扉?)を開く機会って、なかなかありません。

これらは、第三者(友人知人、好みの変化、環境の変化など)の刺激・キッカケがどうしても必要になります。

まとめ

今回紹介した「独学ドラマーあるある」は

  • できていないことを指摘されないから、自覚がしにくい
  • 他からの刺激が少ないので引き出しが増えにくい

という「自分だけで練習する環境」のため、ある程度は仕方のない事かもしれません。

しかーし!そこから解脱するためにも、色々な刺激や第三者の視点を意識して練習に取り組んでみてくださいね。

もちろん、独学で練習しているすべてのドラマーがそうだ!という事ではありません。
独学を否定して「習え!ごるぁ!」と言っているわけでもありません。

しかし、結構な確率で「あー、独学だからここが伸びてないな(自分で気づいてないな)」というケースがありますので、自分はどうだろうか?という参考にしてください。

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