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スティックを正しく持ちまちょう! これは、上達するための基本中の基本です。
でも、なんで正しくスティックを持たないいけないの? というと…
- カッコ悪い
- 下手そうに見える
- 出る音が悪い(←ここ重要)
- ある程度以上は技術が伸びない(←ここも重要)
という可能性が大いにあります!
そこで、今回は「スティックの持ち方の基本」を紹介します。
スティックの持ち方の基本
スティックを持つ手順は、以下の感じです。
- 1.親指と人差し指でつまむ
- 2.中指、薬指、小指は添える感じ
- 3.手の甲は真横ではなく14時の方向に
そう、たったこれだけです。
①親指と人差し指でつまんで…↓
②他の指は、軽く添える感じ↓
※ギュッと握ると、腕に余計な力が入るので注意!
③手の甲は上向き↓
※ダメなパターン(手の甲が真横を向いている)↓
なに〜?!これだけかよ! と思うかもしれませんが、
実際にやるとなると、なかなか最初は難しい。。
それでは、詳しく解説していきましょー↓
スティックのどこを持てばいいの?
スティックって長いじゃん?どこを持つのがいいの?
はい、これは目安としては1/3くらいの所を目安に持つと良いでしょう。
Vic Firthのスティックであれば、旗印の所に親指がくる感じです↓
このバランスが良い所というのは、「よく跳ねる所」という意味です。(まあ、そこがだいたい1/3くらいの所になる事が多いです。)
なので、「よく跳ねるポイントで持つ」と考えてください。
ちなみにスティックのおすすめは「5A」という定番のサイズです。↓
親指と人差し指でのつまみ方
重要なのは、親指と人差し指。まずは親指と人差し指でスティックを「つまむ」要領でつかみましょう。
5本の指で、ギュッと「握ってしまう」というのは、ぜーったいダメ!
余計な力が入ってしまい、柔らかいコントロールができなくなります。
まずは、親指と人差し指でつまむ感覚をつかみましょう。
他の指は優しくそえる程度
親指と人差し指でつまんだら、他の3本の指は「軽くそえる」。
あくまで軽〜くそえるのがミソです。ギュッと握るのはダメですよ。
余計な力が入ると、柔らかいコントロールができなくなってしまうんです。
そして、上達しなくなります!(ここかなり重要です)
この、そえた3本の指で、細かいコントロールをします。決して力んではいけません。
この3本の指は、ソフトに柔らか〜く包む感じにしておきましょう。
でも、最初につまんだ「親指と人差指」がユルユルになってはいけません!
- 「親指と人差指」はしっかりホールド(ギュッと握る必要はないです)
- その他の3兄弟は、柔らかく包み込む感じで(でもユルユルしないように)
この力加減が最初はムズいです。
手首が自然に柔らかく動かせる角度で構える
これが一番重要なポイントです。
手首を柔らかく使って叩くので、手首が自然に・柔らかく・動かしやすい角度で構える必要があります。
そこでポイントになるのが「手の甲」の向きです。
手の甲が真横に向くのはよくないです。
コツは「気持ち手の甲を上に向ける」って感じ。
無理に上に向ける必要はありません。無理して手の甲を真上(12時の方向)に向けても、逆に不自然になっちゃいます。
※↑教則本「練習パッドで基礎練習編」の解説動画より
これがなぜ大事か?というと、手の甲が真横を向いていると手首を柔らかく使えません。
というのも…
手首が横向いちゃうと腕だけで叩いちゃうのです。
こんな感じで、腕で叩いちゃう系(gifアニメーションです)↓
最初に「下手そうに見える」って書いたけど、その理由がこれです。
ぱっと見て、いかにも素人っぽくてかっこ悪いフォームって、だいたい腕だけで叩いてます。。
手首のパフォーマンスを最大に発揮するには、手の甲を上に向けるのがよいのです。
手首を柔らかく使っている(gifアニメーションです)↓
まとめ
今回は「スティックの持ち方の基本」を紹介しました。
スティックをちゃんと持つことによって、
- 繊細なタッチ
- 柔らかいフィーリング
- パワフルなドラミング
- 超絶テクニック
など、自由に表現できるようになります。
是非、この基本をしっかり押さえて、どんどん上達してください!
スティックの持ち方を理解したら、今度は「どう振るか?」の基本をマスターしましょう!こちらで解説していますよ↓
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