サイモン・フィリップスは、西海岸系のスタジオミュージシャン。超絶技巧の持ち主で、超人的なテクニックとパワーを兼ね備えた「とにかく凄すぎるドラマー」です。
ジェフ・ポーカロ亡き後、TOTOのドラマーとして加入しています。
目次
オープンスタイルで凄まじいプレイを堪能せよ
Simon Phillipsといえば、何といってもオープンスタイルでドラムを叩くこと。右手でスネア、左手でハイハットってスタイルですね。というか、サイモンさんは右手も左手も関係なく、どっちでも何でも叩ける!これが凄いところ。
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見どころ
この演奏は、サイモンのサイモンたる所以が炸裂しまくっています。オープンスタイルから繰り出されるウルトラC級のテクニック!そして「エアロビかいぃぃ!」と突っ込みたくなる謎のバンダナ。(昔のサイモンは、バンダナをよくしていた。)
ベースをよく見ると、アンソニー・ジャクソンさんではないですか!ドラムとベースのグルーヴが超すごいです。リズム隊も見どころの一つですね。そしてギターは…ねずみ男?! そっとしておきましょう。
ドラムセットを全部使ってる!
注目すべきは「大量のタム、シンバル類」でしょう。こんなにたくさんのタムやシンバルをセッティングするのも大変だと思います。考えただけで腰が痛くなる。。
しかーし!サイモン・フィリップスの素晴らしい所は、このドラムセットを縦横無尽にちゃんと使いこなしているということ。しかも、無理やり使うのではなく、フレーズが唄っている、タムが唄っている!意味がある(むしろ必然の)使い方をしている。
みょーに機材だけすごい「単にカッコつけ」のドラマーっていますが、そんなニセモノとはわけが違う!(誰とは言いませんが…)
とにかくサイモンしてる
音を聞けば「あ、これサイモン」。フレーズを聞けば「やっぱりサイモン」。とにかく、音・フレージング、フィルのセンス、全てにおいて「サイモン・フィリップス」なのが、やっぱり凄い!
ドラムをダン!と叩いただけで「個性」がでるって、本物ですね。
フィルは、シングルストロークにフラムを混ぜて回すことが多い。フレージングはかなり独特で、基本の派生系って感じですね。とにかく基礎がしっかりしていて、右手・左手どちらもメチャメチャによく動くなーって感じです。
ドラムセットは関係ない
ドラムセットが独特で「このドラムセットだからでしょ」と思った方は、まだまだです。
実は、シンプルなドラムセットを叩いた時でも同じなんです。それこそ、タム2つ、フロア1つの、ふつーのドラムセットで叩いたとしても、同じ音、同じ超絶フレーズを繰り出すんです!(実際に見た時は、感動しました。)
そう、本質はドラムセットとかの機材ではなく「ハート」なんですね。
待望の新譜「ProtocolⅡ」買うべし!
サイモン・フィリップスの新譜「ProtocolⅡ」が発売されてました。
正直、ドラマーのソロアルバムは「つまらん!」「思っていたのと、なんか違う(凄いプレイが少ない…)」ってことが多いのですが、サイモンのソロアルバムは曲もいいしドラムも凄いですね。
Photo by simon-phillips.com
ドラムは独学で遠回りするよりも、習っちゃう方が伸びるし早いです。サイモン・フィリップスの独特なタム回しは、ストロークの基礎練習をしっかりやればできます!基礎からしっかり練習して上達したいという方向けのドラム個人レッスンです。
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