4-way-training

「ドラムやってます」と言うと必ず「手足がバラバラに動いて凄いよね〜。どうやってるの?」と、さほど興味がないのに興味津々に聞かれる事があります。

凄い、とか、どうやって?、とか言われても「そりゃ、必死に練習して徐々に出来るようになったヨ。そもそもドラムって手足をバラバラに動かす “4Way・インディペンデンス” な楽器だからねぇ〜。」と自慢気に答えるしかありません。

さて、今回はそんなドラマーの手足バラバラに関連して『その前提』がテーマです。

photo credit: jurvetson via photopin cc

ドラムは手足を自在に使いこなす楽器

ドラムの基本的な奏法は、両手にスティックを持ち、両足でペダルを扱うもの。そう、手足をバラバラに活用してナイスなグルーヴを奏でる楽器なのです。

でも初心者には、そこが最初の大きな壁。手足がバラバラ?そんなのムリムリ!!一緒になっちゃうよ〜。という悩みをよく聞きます。残念なことに、この壁でドラムは諦めたって人も多いです。

でも普通に考えると、いきなり上手に出来るって事はまずあり得ません。一歩一歩、少しずつ段階を踏んで出来ようになるものです。どんな楽器でもスポーツでも何でも一緒ですね。

手足をバラバラに、自由に動かすためには、そのための(4Wayの)トレーニングを積み重ねるしかないのです。

バラバラに動かない理由

手足がバラバラに動かない、手と足が一緒になっちゃう!と悩んでいる場合、考えられる理由は以下の通り。

スティックコントロールができていない

手のトレーニング(スティック・コントロール)が、そもそも上手くできていない。という理由があります。手足を一緒に叩く以前の問題です。手だけすら、しっかり叩けていないのに両手両足にチャレンジしても、できるわけがありません。

スティックコントロールの練習は、手の全ての箇所に神経を行き渡らせる訓練です。運動神経、皮膚感覚をしっかり研ぎ澄ますことが大切です。

そもそもストロークが乱れている。そんなことでも手足のバランスが崩れがちになります。ストロークの基礎を見直してみることも有効ですね。

ペダル操作のトレーニングができていない

手のトレーニング同様、足(ペダル・コントロール)も、ちゃんと練習しないといけません。手の動きに足がつられちゃうのは、ペダル・コントロールがちゃんと身についていないから。上手くコントロールできないから手の動きと同じに反応しちゃうってイメージですね。

足の練習も、手の練習と同じくらい重要です。どうしても住環境のせいか、日本では足の練習をあまりしない傾向にあります。しかし、足の運動神経をキッチリと磨いておくと、かなりのグルーヴが出せるようになるので、強く勧めます。

参考ペダルの踏み方を詳しく解説。バスドラムの踏み方でサウンドが変わります!
参考自宅でできる!バスドラムを踏むコツを身につける方法

ちゃんと座っていない

ペダル操作が上手くできない理由の一つに「ドラム椅子の座り方が適切ではない。」ということが考えられます。

特に両足を使う場合は、体のバランス(重心)がしっかり保てないと、バランスが前に行ったり左右にゆれます。そうすると「思うように踏めないぜ!」という状況になりがちです。

重心がブレずにしっかりキープできるように、「座るポジション」を見直してみるのも上達のヒントです。

ドラム椅子の座り方はこちらで解説しています
ドラム椅子の座り方。高さや座る位置を決めるポイントは?

練習は運動神経を鍛えること

指先・足先の繊細な動きって、脳から繊細な信号を送り、筋肉が反応しています。(あ、私のイメージです…。)練習をする、運動神経を鍛えるというのは、この信号を送る伝達経路を開発する作業だと思っています。

例えば、利き手とは逆の手で字を書いたり、箸を使ったりすると「思ったように動かない」「自分の手じゃないみたいな感覚」がありませんか?これって「伝達経路が未発達」だと思います。でも訓練するとだんだん「自分の思った通りに動くようになる。感覚がハッキリ感じられるようになる」という状態になります。
そうやって、伝達経路を鍛える、運動神経を鍛えることが、練習の目的なのです。

叩くフレーズがイメージできていない

もう一つ、手足がバラバラに動かない根本的な原因として「叩くフレーズのイメージができていない」という理由があります。
フレーズが叩けない人は、そのフレーズを「何となくしかイメージできていない」ことがあります。どんな音の組み合わせなのか、1つ1つの音をどんなタイミグで叩いているのか、全ての音を明確にイメージできていないと叩けません。

逆にイメージがちゃんとあれば、どんなフレーズも叩けます。
「頭のなかでフレーズを唄うことができれば、そのフレーズは叩ける」という事です。そして、それでも叩けない場合は、肉体的な技術(運動神経)がついてきていないだけって事です。

「練習は、自分がイメージした事を正確に実現するためのトレーニング」
はい、これ試験に出るから覚えておいてくださいね〜。

手足バラバラに動かす練習方法

では、実際にどんな練習をすればよいかの紹介を。(前置きが長くなってしまった…)
前提として、手足のトレーニングはちゃんとしているって事で話を進めます。

フレーズが叩けない場合の練習方法は、そのフレーズをバラして練習します。

  • 右手のパターンだけを叩く
  • 左手のパターンだけを叩く
  • 右足のパターンだけを叩く
  • 右手と左手で叩く
  • 右手と、右足で叩く
  • 左手と、右足で叩く
  • 全部ミックスして叩く

一度に全部組み合わせて叩くのは、最初は難しいです。なので、片手だけとか、片手と片足とか、パターンをばらして徐々に出来るようにします。

いきなり全部盛りで叩こうとしても無理!段階を踏んで、一歩ずつ身につけていく事が大切なんです。1つずつバラバラに練習することで、手足をバラバラに考える脳・一つ一つの音を正確に認識する耳も鍛えられます。

しっかり練習すれば、ある日「右手だけの脳」「左手だけの脳」「右足だけの脳」「左足だけの脳」という感じで、バラバラな事を並行して考えられる様になりますよ!

手足をバラバラにする基礎練習パターンはこちらにありますよ〜↓

LINK手足をバラバラにする基礎練習

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