ドラムの上達には、基本フォームが大切です。
『叩き方の基本練習ドリル』では、正しいフォームを意識したストローク練習を連載していきます。

練習の目的

この練習は『叩き方・フォームを身につける』ということが目的です。

効果的な練習のポイント

  • しっかりしたフォームを意識しながら叩く(←これが重要!)
  • ゆっくりなテンポで、確実に叩く(←早く叩く必要は無いです)
  • 鏡の前で練習する(←フォームのセルフチェックをしましょう)

とにかく、フォームをちゃんと意識すること!これが大切です。
早く叩くための練習ではないです。←ここを履き違えるとあまり効果は出ません。

基本フォームのチェックポイント

スティックの持ち方、叩き方の基本フォームを解説しています。読んでいない方は、まずこちらをお読みください。
スティックの持ち方は基本が大切
ドラム上達の第一歩。スティックの振り方・叩き方の基本を身につける!

もう読んだよ!という方は、もう一回ポイントだけ復習↓

  • 手首を使って叩きましょう
  • 手の甲は、なるべく上に向けましょう(←手首が柔らかく使えます)
  • 打ち終わった後は、しっかりセットポジションをキープ!(←ここ重要)
  • 腕は使わない(腕を振らない)
  • 指も使わない(←手首を柔らかく使うための練習です)

今回の練習パターン

まずは右手↓
叩き方の基本練習ドリル1right

次は左手↓
叩き方の基本練習ドリル1left

サウンド(テンポ60)↓

練習の流れ

メトロノームに合わせて、練習パターンをひたすら反復です。

【練習時間:約12分】
【テンポ:60〜80】

まずは右手で、

  • 1.テンポ『60』で、練習パターンを『10セット』
  • 2.テンポ『65』で、練習パターンを『10セット』
  • 3.テンポ『70』で、練習パターンを『10セット』
  • (速くなってくるとフォームが乱れがち。ちゃんと確認しながら叩きましょう!)
  • 4.テンポ『75』で、練習パターンを『10セット』
  • 5.テンポ『80』で、練習パターンを『10セット』

次に同じ流れで左手。

はい。お疲れ様でした〜。

パターンを1セットとして、ゆっくりからスタートします。
叩けるからといって速いテンポだけをやるのではなく、じっくりテンポを上げて何セットもコツコツ叩くのがミソです。

ちょっぴりアドバイス

パターン的には「なんだ、超カンタンじゃん!余裕で叩けるぜぃ!」と思う程にシンプルです。

しかーし! あくまでフォームを意識して叩く練習なので、これでいいのです!

基本フォームのチェックポイントを意識して、ちゃんと叩く! 常にしっかりした軌道で叩くべし!←ここがポイントです。

セルフチェックは甘くなりがち

基本練習では、フォームが正しいか?という事はもちろん、
・メトロノームにしっかりと合っているか?
・リズムがヨレていないか?
など、細かいことを自分でチェックしなければ、間違えたままになってしまいます。

自分では叩けてるつもりでも、リズムが崩れていたり、変なクセが抜けなかったりしますよ〜。

  • 自分でチェックするのは難しい!
  • リズムが合っていか不安だ…
  • どうしてもクセが抜けない、わからない!

という方は、独りで悩んでいるより習ったほうが絶対に早いです。

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