
ドラム教室のみっきーです。
渋谷・横浜(田園都市線や東横線沿線)のスタジオを中心に個人レッスンをしています。
教則本・Youtubeチャンネルもよろしくお願いします!
ドラムを自由に叩きたい!
楽譜の通りではなく「自分の思いついたフレーズ」で叩きたい!
そんな、その場で生み出すアドリブ演奏に憧れるぅ〜!って方は多いと思います。
「でも、全然自由に叩けない!アドリブってどうやるの?」
と悩む方も多いと思います。
はい、そうなんです。
最初はなかなか自分の思いついたフレーズを叩けないですよね。
今回は「アドリブでドラムを叩くにはどうすれば?」がテーマです。
目次
アドリブの「叩き方」や「正解」は無い
アドリブの「叩き方」ってのは存在しません。
というか、叩き方があるってことはアドリブじゃないので、叩き方を求めちゃってる人は「そもそもの入口を間違えている」可能性があります。
当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、たまに「叩き方(法則やテクニック?)がある」と勘違いした入口で迷子になっちゃう方がいます。
同様に、アドリブに「正解」はありません。
これまた当たり前ですが、アドリブには「これがアドリブだ!」という正解はありません。
この勘違いした入口で迷子になっている方も、たまーにいます。
アドリブ(即興演奏)って、そもそも何なのか?を理解する
そもそもアドリブって何でしょう?
Gemini君にも手伝ってもらって、定義をまとめてみましょう。
演奏におけるアドリブ(即興演奏)とは、あらかじめ決められた楽譜や曲のフレーズに縛られず、その場で瞬時に音を選び、組み立てて演奏することを指します。
ラテン語の「ad libitum(自由に、意のままに)」が語源で、音楽の世界ではプレイヤーの創造性や個性が最も発揮される瞬間のひとつと言えます。

ミュージシャンからすると、このアドリブでガンガン演奏するのが最高に気持ちいい!
自分の感じた事・湧き出たフレーズで、今まさに音楽が作られている!って感じがして脳汁が出まくります。
アドリブの仕組み
アドリブは完全に「デタラメ」に弾いているわけではありません。
多くの場合、以下のような一定のルールの枠組みの中で自由を楽しんでいます。
- コード進行:曲の土台となる和音の流れに沿って音を選びます。
- スケール(音階):その曲の雰囲気に合った音の集まり(ドレミなど)を使いこなします。
- リズム:周囲の演奏者のビートを感じ取り、それに乗ったり、あえて外したりします。
よく「会話」に例えられますが、話す内容(テーマ)は決まっていても、一言一句を台本通りに話すのではなく、その場の空気感や相手の反応に合わせて言葉を選ぶ感覚に似ています。
単に技術を披露するだけでなく、共演者との「音のキャッチボール」を楽しんでいる姿こそが、アドリブの最大の魅力だと言えるでしょう。

ドラムは音階のある楽器じゃないので、コード進行やスケールは関係ないです。
でも、逆に言えば「リズム(とかフレーズ)だけで勝負する」という事ですね。
アドリブが重要なジャンル
アドリブは多くの音楽ジャンルで見られますが、特に以下の分野でその醍醐味が味わえます。
- ジャズ:最もアドリブが重視されるジャンルです。曲の一部(または大部分)が演奏者の即興に委ねられます。
- ブルース:感情を音に乗せるための手段として、決まった型の中での即興が多用されます。
- ロック:ギターソロなどで、ライブごとに異なるフレーズを弾くことがあります。
- クラシック:現代では珍しいですが、かつてはカデンツァと呼ばれる部分で演奏者が即興の腕を競っていました。
【余談】
私は、アドリブが得意なドラマーです。
というよりも、「二度と同じ事が叩けない」タイプのドラマーです。
ミュージシャンには、タイプがあって「同じ手順を愚直に叩ける」タイプと、その場の思い付きで演奏するので「二度と同じ事が叩けない」タイプがあります。
どちらか良い悪いというわけではありません。
ドラムにおけるアドリブとは?
「アドリブ=すごいソロ」だけではありません。
単に派手なソロを叩くことだけがアドリブではなく、演奏中の細かいニュアンスの変化すべてが即興的な要素を含んでいます。
ドラムにおけるアドリブは、メロディ楽器とは少し異なり、リズムの構築、装飾、そしてアンサンブルの推進力をその場で生み出すことを意味します。
そう、曲そのものの指揮者になれるのです。
1. リズムパターン(グルーヴ)のバリエーション
基本となるビートを刻みながら、その中でバスドラムのタイミングをわずかに変えたり、スネアのゴーストノート(微小な音)を差し込んだりします。
曲の盛り上がりに合わせてハイハットの開き具合を調整することも、立派な即興演奏です。
ノリ自体をガラッと変えることもできます。派手なロックから、タイトでファンキーなノリに変えるなど。
2. 曲のテンポ・盛り上がり・フィルイン
そもそも、曲のテンポはドラマーが全権を握っていると言っても過言ではありません。やろうと思えば、めっちゃ速くしたり…とかもできちゃう。
また、曲の盛り上がりに関してもドラムの存在は大きいです。
ドラムが小さく叩けば、皆んな自然と小さく静かになるし、ドラムが盛り上がれば、他も合わせて盛り上がる。
フレーズの区切りや展開の直前に入れる「フィルイン」も、決まった形を叩くこともありますが、その場の雰囲気や他の楽器のフレーズに反応して瞬時に組み替える事があります。
3. ドラムソロ
アドリブの一番の見せ場はやっぱりドラムソロ。
ここではドラマーの技術や音楽性が最もダイレクトに表現されます。

アドリブが何なのか?のイメージがつかめたら、次は「なぜアドリブが叩けないか?」の原因について考えてみましょう!
アドリブで叩けない方の特徴
私の経験では、「アドリブで叩けない…」と悩む方の多くは
『そもそも、何を叩きたいか?のフレーズが思いついてない』
というケースが多いです。
はい、もうこれ結論ですよねぇー。
でも、ここで迷子になっている方多いんです!
「フレーズが思いついてない」ってことに気づいていないというか、「叩けない・叩き方がわからない…」と変な方向に考えちゃって、余計に迷子になる。

そんな迷えるアドリバー達よ。
アドリブで叩くには、「テクニック × 引き出し」の掛け算が必要なのだ!
アドリブで叩くための2つの要素
では、アドリブが叩けるようになるためにはどうするか。
何が必要なのか?何を身につければ良いのか?について説明します。
テクニック
基本的な叩く技術。
これが無いと、いくらアメージングなフレーズを思いついても、それを「ちゃんと再現できない」ことになります。
むしろ、テクニックっていうのは「ドラムのよさ」「上手さ」ではなく、
「自分の表現を忠実に再現するための手段」なのです。

※「テクニック=演奏」ではないってのがポイント!
引き出し
そんでもって、、、
いくらテクニックがあっても、「何を表現するか?」「どんなビートを叩くか?」みたいな「叩きたいこと・発想」が無かったり、ダサかったりすると、これまた困ったことになります。
引き出しを増やすには「音楽を聴く」「踊る」「耳コピする」が絶対必要。
さらに音楽以外にも色々な体験をする…を積み上げていくと洗練されます。
という事で、「テクニック × 引き出し」の掛け算なので、
どっちがゼロでもダメですよー。
アドリブで叩くための練習方法
では「どうやって練習するか?」のお手軽な方法をご紹介します。
それは、「曲に合わせて歌う」です。
歌うといっても歌を熱唱するのではなく、「ドラムのフレーズを歌う」です。
歌い方は自分の好きな通りで構いません。
「ドン、タッ、ドンドン、タッ」でもいいですし、
「ズン、チャン、ズズ、チャン」でも、「ドゥ、ダァ」でも、「ツン、パン」でも、「チチタチ、チチタチ」でも…、
何でもいいからドラムのフレーズを歌ってみてください。
フィルも歌います。
「タカトン」でもいいし、「ラタッタ、スタラタ、トコトゥン、ドコドコ」でもいいです。
とにかく歌う。
段階を踏んで歌うといいよ
闇雲に歌うだけじゃなくて、段階を踏んで「歌う」といいと思います。
- まずは完コピを目指して歌う(曲と同じフレーズを歌う)
- 次に「完コピ」かつ「表現やダイナミクス」も再現できるように歌う
- そして、フィルをちょっと変えて歌ってみる
はい、こんな感じです。
ナニゲに重要なのは2番の「表現やダイナミクス」も再現できるように歌うって所です。
先程、歌うのは「ドン、タン」でも「チチタチ」でも何でもいいと話しましたが、そこから1歩ステップアップしています。
最初は「ドン、タン」でもいいですが、もっと「自分が聞こえた感じ・自分が感じたまま」を歌で表現するようにしてください。
例えば激しい場合は「ドゥン、ダァ」とか、感情を入れて歌う。
「チチタチ」も「ツツタッツ」だったり、「ズゥズゥダァズゥ」だったり、色々な感じ方・聞こえ方があります。
そんな感じで、歌で表情・ダイナミクスを出してみるっていうのが大事です。
そうやっていくと、だんだん「ここはこう叩くのもアリだな」みたいなヒラメキがあります。それをどんどん採用していく。
みたいな流れです。
脳内で歌うのもアリ
ちなみに、声を出して歌うのがいいけど、脳内で歌うのも全然アリ。
というか、脳内で歌う機会の方が多いです。
脳内で歌うなら、いつでも、どこでも、いつまでもできますよねー。…って事は、寝る時以外はずっと練習できる!ってことです。

寝る時に歌うのはやめましょう。興奮して眠れなくなります。(経験談)
どんどんアウトプット。その経験値が大事。
という事で、アドリブは「テクニック x 引き出し」です。
私の経験だと「アウトプットした経験値」がとても大事だと感じています。
いくらテクニックがあって、引き出しも豊富だったとしても、「アウトプットする瞬発力」が無いと、いざって時になにもできません。
どんどんアウトプットすべし。そして簡単で手っ取り早いアウトプット方法が「歌う!」です。
どうしてもアドリブができない!という方は、ぜひ私のレッスンを受けてみてください。
レッスンでは基礎を土台に、色々な応用の引き出しを増やしていきます。
という事で、今日も基礎練習!
思わず衝動買い。練習パッドってスティックが置けないからねぇ↓
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