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ドラム演奏において、表現・ダイナミクスの重要な要素。その1つが「アクセント」です。
アクセントを入れて叩いてるけど、
- いまいちアクセントっぽく聞こえない
- アクセントが汚い、きれいに出せない
- アクセントかアクセントじゃないか、どっちかよくわからない
そんな悩みを持っている方も多いのでは?
という事で、今回は「アクセントを綺麗に出すコツ」がテーマです。
目次
アクセントが苦手。どう苦手?
アクセントが苦手という方は、どんなことが苦手なのでしょう?
アクセントが上手に叩けない!という場合、まずは単純に「スティックコントロールの練習不足」の可能性があります。
これはアクセント以前の問題ですね。なのでスティックコントロールの練習をちゃんとやりましょう。
で、よく聞くのが「アクセントっぽくない」という悩みです。(←こっちが今日の本題です。)
アクセントがアクセントに聞こえない
そう。アクセントを叩いているけど「アクセントっぽく聞こえない」というパターン。
これが一番多いと思います。
「アクセントじゃないな…」と自覚している人はまだいいのですが、全くの無自覚のケースもあります。
自分ではアクセントを入れて叩いているつもりでも、実際のサウンドはほぼ変わらず…みたいな悲しい状況だったりしませんか?
アクセントを綺麗に出すコツ
では、アクセントを綺麗に叩くにはどうすればいいか?のコツを紹介します。
ポイントは「ダイナミクスの差」です。
「ダイナミクスの差」がアクセント感を際立たせる!
これ何か?というと、「アクセント音」と「アクセントじゃない音」との音量の差ってイメージです。
はい、この「音量の差」というのがポイント。
音の強弱をシンプルに考えると、
- 大きな音(アクセント音)
- 小さな音(アクセントじゃない方)
です。
でもって、この大きい・小さいの「幅が狭い」場合、あまりアクセントを感じないのです。
アクセントっぽくない!という人は、この音量差が狭いのが原因のことが多いですね。
「アクセント=ぶっ叩く!」ではないよ
アクセントといえば「強いアタック」なのですが、「MAXでぶっ叩く!」ということではありません。
アクセントってフルパワーでを叩く必要はないのです。
では、どうするのか?というと、、、
「アクセントじゃない音」を小さく叩く
はい、これです!
アクセントの練習の時、「アクセント音」ばかりに意識がいっていませんか?
実は、逆です逆〜!
アクセント部分を「強く」と意識するするのではなく、アクセントじゃない「弱い部分を繊細に叩く」という意識で叩くのがコツです。
相対的に強いアタックになればよい
結局、アクセントって「相対的に」強い音が出てればいいのです。むしろ、その方がちゃんとアクセント感がでます。
つまり「アクセントじゃない音」を繊細に(小さな音で)叩ければ、アクセント部分はフルパワーじゃなくても、アクセント感のある音になります。
例えば、、、
- 「弱い音(アクセントじゃない音)」を【50パワー】で叩くと
- 「強い音(アクセント)」は【100パワー】で叩く
- でも、その差は「50」しかない
だけど、
- 「弱い音(アクセントじゃない音)」を【10パワー】で叩ければ
- 「強い音(アクセント)」を【80パワー】で叩いてもよい
- その差は「70」で、メリハリのあるサウンドになる
みたいなイメージです。(うーん、コトバでは伝えにくい…)
アクセントの練習パターンはこちら↓
アクセントの動きを身体に覚えさせる
では、上手く叩くにはどう練習したらよいか?…というと、
「アクセントの動きを身体に覚えさせる!」
はい、これが一番です。
アクセントが苦手な人って、動きがギコチナイのです。
「アクセントの瞬間になって、おりゃ!っと強く叩く。」みたいな動きをしがちです。
でも、それだとアクセントの瞬間に力んでしまい、いい音も出せないし、スムーズなストロークにはなりません。
ポイントは、振り上げのタイミング、振り上げの流れをスムーズに行うこと!
という事で、ゆ〜っくり大げさに動く練習方法をやってみましょう。
ゴルフやテニスのスイングを、ゆ〜っくり確かめながらやる…みたいなものです。
という事で、こちらの動画で一緒に練習しましょう!
うるさいフレーズになっちゃう悩みも解消
アクセントを入れたフレーズや手数の多いフィルを叩いた時に、なんだかズバババ!とうるさいだけで、気持ちよくない…って悩んでいる人も、強弱の幅をコントロールする練習をすると改善します。
アクセント音が優しめでも、相対的な強弱の差があればアクセントがハッキリと聞こえます。
そうすると、アクセントを出したフレーズがズバババー!っとうるさくなることはありません。
たまにはこんな変わり種も楽しい。色々と遊べる練習パッド↓

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