バンドの練習や、普段の基礎練習など、自分がドラムを叩いている動画を撮影したことがある人は多いと思います。
自分の叩く姿をチェックすることはとっても大切ですよね。サウンドやフォームをチェックできるし、細かい部分のリズムのヨレなど客観的にチェックできるので、上達に役立ちます。
目次
ドラム動画を撮影する機材は何を使っているか?
私も事あるごとに自分のドラム演奏動画を撮影しています。
普段、ドラムを叩いている動画を撮影するのは「iPhone」です。やっぱりいつも持ち歩いているスマホでサッと撮れるのは便利。
ちなみに、もっと本気の画質・音質で録画したい!という場合は、SONYのミュージックビデオレコーダー「HDR-MV1」を使っています。
でも、思い立った時にサッと撮れるスマホが1番便利ですよねー。
iPad Pro 10.5インチはバンド動画に適しているのか?
そんな、普段はiPhoneでサクッと録画する派な私ですが、先日「iPad Pro10.5インチ」を購入しました。
撮影した動画の編集や画像の加工など、いつもMacbook Airを使っていますが、ノマドに持ち歩くには少々重い!
そんな時、新しいiPad Pro10.5(2017年)が登場し、iOS11も登場する!となれば、「もしかして、Macbook AirをiPad Proに置き換えられるかも?」という淡い期待が。。。
そんな動機で購入したiPad Pro。肝心の「動画の性能はどうなのかしら?」と気になるところ。
ということで、「iPhone」と「iPad Pro10.5」を撮り比べてみました。
特別な機材を使わず、お手軽にサッと撮る!というシチュエーションを想定しています。
撮影する「iPhone」と「iPad Pro」
まず、iPad Proですが、2017年に発表された10.5インチのやつです。
そして、比較検証するiPhoneは「iPhone6 Plus」です。
そう! 7でも6sでもない、さらに古い「6」でございます。(ちょっとバッテリーがヘタってきたけど、まだまだ現役。)
ドラムを叩いている動画を撮影してみる
三脚・スタンド類
撮影は、特別な三脚とかは全く使っていません。ずばり「男らしく、譜面台に置く!」作戦です。
全く同じ動画で検証しないと意味がないので、譜面台にiPhoneとiPad Proを並べて置いて撮影しました。
こんな感じ↓
録音するマイク・アプリ
マイクもiPhone,iPadに内蔵されているマイクを使う前提です。(思いついた時に、手軽にサッと撮る!が今回のテーマなので)
もちろん、アプリも普通の「カメラ」の動画モード。
「iPhone」vs「iPad Pro」バンド動画の音質比較
前置きが長くなってしまいましたが、実際の動画がこちら↓
比較してみた感想
iPad Pro10.5
iPad Proは画角が広くて、明るく綺麗な画像が撮影できる印象です。さすが新しい機種ですね。
しかし!
残念なことに、iPad Proはサスティン(残響)を拾っているというか、ゴワーンという音になる傾向があります。さらに、爆音になった瞬間「音が割れる」のが気になりますね。
爆音のバンドサウンドには向いてないのかもしれません。
もちろん、外付けのマイクを使えば高音質で撮れますし、録音レベルが調整できるアプリを使えば音割れは解消されると思いますが、今回のテーマはお手軽にすぐ撮る!ってことで。
iPhone6 Plus
画質に関しては、iPadよりも画角が狭いですね。あと少し暗め?
肝心の音質は、全体的にアタック音がハッキリ出ていて、タイトな音に撮れる印象。あと「音割れ」も無いのがいい感じ。
あくまで、割れた音がしてないってだけで、ピーク音は潰れちゃってるけど…。でも個人的には、これだけ録音できれば十分です。
アタック音がモロに出ているので、ゴマカシが効かないです。なので、練習には良いかも。リズムのズレ・ヨレがモロにわかります。
まとめ
今回は「iPhone」と「iPad」で、動画に違いがあるのかな?という素朴な疑問を検証してみました。
個人的には、軍配は「iPhone6 Plus(古い機種なのに、よく頑張った!)」ですが、好みや録画するシチュエーション、録画に求めるものに大きく左右されるので、まあ参考の一つってことで。
「iPhone8」や「iPhone X」はどうなんだろう?
動画の質はどんどん良くなると思います。はたして音質についてはどうなんでしょうねー?
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