ドラマーがよく使う用語の「タム回し」。ドラムの初心者には「タムを回す? 何のこと?」と思うかもしれませんね。

「複数のタムを連打するパターン、移動を伴うタムの連打フレーズ」のことを、『タム回し』と表現します。

時計回りに連打したり、逆に反時計回りだったり、ランダムにタムを乱れ打ったり…、色々なパターンがあります。

参考パターン↓
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↓タム回しの練習方法はこちら。
関連ドラムのウォーミングアップ「タムまわし」でぽっかぽか。

↓タム回しの練習動画はこちら。

タム回し動画を見て楽しもう!

タム回しは、時計回りで…の様なシンプルなフレーズばかりではありません。

ランダム、バスドラムとのコンビネーションが加わるなど、様々なバリエーションがあります。

サイモン・フィリップスの歌うタム回し

タムを使ったパターンといえば、ご存知「サイモン・フィリップス(Simon Phillips)」です。

何と言っても注目は「タムフレーズが歌っている」ということ。

そして、タムとバスドラムのコンビネーションが冴え渡っています。テクニックはもちろん凄いのですが、フレーズが美しいのがサイモンのサイモンたる所以でしょう。

しかし、これだけタムに囲まれている景色は圧巻ですね。「何かの儀式かな?」と思わずにはいられません。

あと、「Tシャツのガラが独特?」という点も要チェックです。

ギタリストのスティーブ・ルカサーと組んでいる「Los Lobotomys」の音源は本当にすごいです。↓

デニス・チェンバースの百裂タム回し

高速タム回しと言えば「デニス・チェンバース(Dennis Chambers)」です。

まず注目すべきは衣装でしょう!(そこか!?) 「健康ランドから来たのかな?」と思わずにはいられません。

演奏は安定のデニチェン(←デニス・チェンバースを略してこう言います)です。手足のコンビネーションが満載のウルトラ難易度な高速タム回しをキレッキレに連発しています。

ドラムソロの内容は、いわゆるデニチェンパターンです。

最初はトリッキーなグルーヴからキレたフィルをビシバシ決めるパターン。

そして、中盤はバスドラムを一定のリズムで刻みながら、手はフリーソロっぽい演奏です。足は一定のリズム、手は自由って結構難しい。。
(ちなみに、ここで叩きながらチューインガムを膨らませるというオプションが発動することもあります。)

後半は、お待ちかねの「スネア一発」パターンに突入です! ここでお客の興奮もMAX。チラ見えするスティングも楽しそう。

十分に盛り上がった所で、出た〜「汗を拭く」パターン!!
(場合によってはコーラを飲むってオプションもあります。)

そして最後は、怒涛の百裂拳!!ラッシュしまくります。からの〜椅子から飛び出し!!

本当に「魅せる」ドラムソロです。

ちなみに私はデニチェンモデルのスティックを愛用しています。

↓おまけ:こちらも健康ランドです。

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