この記事はプロモーションが含まれています。
good-stroke-point

みっきー

ドラム教室のみっきーです。
個人レッスン教則本でドラムレッスンをしてます。

Youtubeチャンネルもよろしくお願いします!

ドラムの上達は、日々の基本練習がとても大切。
そんな毎日の練習で『スティックが正しく振れているか』を意識していますか?

実は、練習しても上手くならない…という場合は、『叩き方の基本ができていない』という可能性があります。

この機会に、しっかり叩く方法、スティックを正しく振る方法を確認しちゃいましょー!

前提:スティックを正しく持つ

まずは「スティックをちゃんと持つ」という事が大前提です。

スティックの持ち方については、『スティックの持ち方は基本が大切』で解説しています。
まだ読んでない方はこっちを先に読むべし!

スティックは、強く握りすぎても、フワフワのダルダルに持ってもいけません。

基本的にはリラックスして力まず、でもスティックがコントロールできるように親指と人差し指で支点を作ってあげましょう。

みっきー

スティックを正しく持っていないと、いくらスティクの振り方を練習しても上達しませんよー。

基本の心得

  • 心得1:手首を柔らかく使って叩くべし
  • 心得2:打った後はセットポジションをキープすべし

こんな感じ。(gifアニメーションです)
手首を柔らかく使ってスティックを振る

まずは手首を使って叩いている事に注目〜。
次に打った後のスティックの位置に注目。スティックの先がビシ!っと低い位置をキープしていますね〜。

なぜセットポジションが大切か?というと、

  • 常に同じ軌道でスティックを振るためには
  • 同じ所からスティックを動かしはじめると効率的

だからです。

逆に、いつも違う場所から振り始めちゃうと、、、

  • タイミングが微妙にズレる⇒リズムが揺れちゃう
  • 叩く角度が毎回変わる⇒音のツブが揃わない(音のメリハリも出しにくい)

という状況になりやすいです。

スタートポジション

実は重要なスタートポジション。このスタポジが間違っていると、すべてが台無しになります。

スティックを構えるスタートポジションで、狙うのは練習パッドの真ん中あたり。

でも、「ど真ん中」を狙う必要はありません。個人的には、中心から少し左右に余裕を持ってズレた所を狙います。

…というのも、右手も左手も同じ「ど真ん中の点」を狙うとスティック同士がぶつかっちゃう。点ではなくて「面」ってイメージかな。

スティックの高さに注意しよう!

もう一つスタートポジションで大事なことは、「スティックの初期位置の高さ」です。

たまに、リラックスしすぎて打面にスティックがついちゃっている人を見かけます。

構えの時に打面にスティックがつくのはNGです。

打面とスティックが並行になる感じで構えましょう。

振り上げて、振り下ろす。シンプルなだけに奥深い。

さて、基本ポジションが決まったところで、スティックを振りましょう!

「叩く!」って事を意識すると、「叩くこと」だけに意識がいってしまいます。

みっきー

まあ実際叩くんだけど…、そうじゃなくて「振る」ことを意識しましょう!

「叩く」を意識しちゃうと、叩く瞬間だけに集中しちゃいます。

でも、実際は「スタートポジション」「振り上げ」「振り下ろし」「叩く!」「その後のスティックを安定キープ」みたいな、【一連の流れ】がスティックを振ることです。

一連の動き全体を意識するようにしましょう!

ポイントはスティックの先端

スティックを振る時に、どこに神経を集中すればよいか?

それは、、、「スティックの先端」です!

結局、叩く・音を出すのは「スティックの先端」なのです。そのため、スティックの先端に神経を集中して叩きましょう!

動きの基本は「スティックの先端から」です。スティックの先端から動いていくイメージで叩くのがよいですよー。

みっきー

初心者にありがちなのが、「手」に神経を集中しちゃうこと。

手に集中すると「手を動かす」みたいなイメージで叩いちゃいます。

そうすると、大事なスティックの先端がおろそかになりがち。スティックの軌道も不安定になってしまいます。

「なんかストロークが安定しないな…Why??」という方は、スティックの先端から動かす、先端に神経を集中してみてください。

①先端から動かし始める!
②手首を柔らかく使うよ。
③パワーを出す時は、手首の次に腕も軽く使ってね
④スパッと振り抜く感じで振り下ろし!
⑥打ち終わった後も、しっかりコントロールして安定させよう!

よくある伸び悩み集:こんなクセありませんか?

腕で叩いている

腕で叩くクセがあると、繊細なプレイや速いフレーズが叩きにくいです。
無駄な力も入ります。

↓こんな叩き方していませんか?
腕でスティックを振る悪い例

ポイントは「手首を柔らかく使う」ということ。

腕をブンブン振ると、すごく腕全体に力が入るし、そうなると速く叩け無いです。

「ムチを振るような」「バドミントンのスマッシュをするような」…そんな感じで、手首を使って自然な振る動作をしてくださいね。

みっきー

腕を使って叩くのは、悪いことではありません。…というか、最終的には「腕」柔らかく使って叩きますし、手首の動きだけで叩くのは逆に不自然です。

ですが、腕ばかりを使って手首が硬い(手首を使わない)様な叩き方はよくありませんので、はじめは手首を使う事を意識しましょう!

手首を無理に動かす…ではなく、手首を柔らかく使う!ってのがポイントです!

指を開いている

スティックを振りかぶる時に、指を開いていませんか?

↓こんなクセ
指を使ってスティックを振る例

指を使うのは悪いことではありません。

でも、指だけを使うクセがつくと、手首を使わずに指だけに頼った叩き方になりがちです。←そうなると芯のある音が出せません。

指を使うのは、手首だけで柔らかく叩けるようになってから!ですよ〜。

叩いた後にスティックが泳いでいる

叩いた後、スティックはどの位置にいますか?

「叩いた後なんて、あまり気にしたことがない!」という方は、この機会にチェックしてみましょう!

こんな感じに、スティックがフラフラ泳いでいませんか?↓
叩いた後にスティックがフラフラするのはダメ

打った後はセットポジションをキープ!これ基本です。
↓良い例
手首を柔らかく使ってスティックを振る

みっきー

基本的にな考え方は「毎回、同じ位置から振り上げて、打った後は同じ位置に戻る」です。

というのも、スティックが泳いじゃうと、振り上げの最初の位置が毎回変わってしまいます。
そうなると、微妙にリズムが崩れたり、音のツブが変わったりします。

そのため、まずは「同じ所から始めて・同じところにピタッと返ってくる」というイメージで叩きましょう!(反復練習の基本ですね。)

まとめ

スティックの振り方は、かなり大切な基本動作です。

スティックを振るというのは、「スタートポジション→振り上げ→振り下ろし→スパーン!→その後のコントロール」という一連の流れ全体の事なので、一連の動作を意識してしっかり身につけてくださいね。

叩き方がしっかりすれば、自然に芯のあるしっかりした音が出せるようになります。

常に正しい軌道でスティックを振る。

そう、正しい軌道が大事で、毎回その軌道が実現できるようになるのが、基礎練習の目的。

これが上達の大前提です!

\振り方の練習もメトロノームを使おう!/

こちらがおすすめ!

初心者におすすめの記事をまとめました。
「ドラムを始めたばかり」「これからドラムを始める予定」という、初心者の方は参考にしてくださいませ。

【完全ガイド】ドラム練習・叩き方|初心者向け基礎・テクニック・練習曲&耳コピ・機材選び

オンラインレッスン

自分のペースで学べる!
ドラムの通信講座

みっきーのドラム教室では、対面の個人レッスンが基本ですが、
・なかなか通う余裕・時間がない
・通うのは敷居が高い
・東京/横浜エリアではないので通えない
・対面は苦手・緊張するのでちょっと…
という方のために、オンラインでの通信レッスンをしています。
一回ごとの単発レッスンです。ぜひ一度受講をしてみてください!