ghost-note

ドラマーのみっきー(@mickey_higashi)です。

たくさん練習して自由に手が動く様になってくると、こんなに動くぜ〜!と手数の多いフレーズを叩きたくなります。

どんなフレーズでも、どんなグルーヴでも、手数をバリバリに入れたドラミングになりがちに…。特に、音と音の合間にちょっとした音を挟み込む、いわゆる「ゴーストノート」を多様することが多くなります。

今回は、そんな手数多めの初心者〜中級者が気をつけて欲しい「手数」と「無駄な音」についてのアドバイス。

ゴーストノートとは?

ゴーストノートとは、聞こえるか聞こえないかくらいの小さな音で叩く、楽譜には記されない「装飾音」のこと。

基本のリズムパターン(楽譜通りのパターン)に、さらに細かく小さな音を入れることでグルーヴ感を生みだす大切なものです。

例えば、ジェフ・ポーカロが8ビートを叩いている時に、
「左手が、何だか細かく動いるぞ…。」
「2拍、4拍のバックビート以外にも、何だか細かい音が入ってねぇか?」
と気になったコトありませんか?

その「細かく、小さく叩いている、アタック音とアタック音の合間を埋める音」それがゴースト・ノートなのです。

ゴーストノートはグルーヴ感を演出する

何でゴーストノートが大事かというと、ゴーストノートはグルーヴ感をつくるものだからです。

ファンク系のドラミングって、ゴーストノートがメチャクチャ入っています。Tower of Powerの「David Garibaldi」とか、Groove大明神の「Bernard Purdie」とか。

↓David Garibaldiのドラム。全然ファンクな曲じゃないけどゴーストノートを細かく叩いててわかりやすい。左手に注目⇒聞こえてくる音以外でも、手が細々動いてるのがわかります。

あくまで「グルーヴ感」を作る「存在感」

さて、いよいよ本題に入ります。

ゴーストノートのポイントは「ほとんど聞こえないけど、グルーヴ“感”を作っている」ということ。

ゴーストノートはあくまで「ゴースト」なのです。
『いるの?いないの?…でも何か存在感を感じるー!』という呪怨的な、貞子的な…、決してテレビから出てくる程の存在になってはいけないのです!(例えのベクトルが違うか??)

つまり…
『ほとんど聞こえない小さな音だけど、出す音に意味がある』ということ!
(↑はい、ココ重要です)

逆に言えば『出す意味のない音は、ゴーストノートとはいえない』ということですね。

ゴーストノートを手クセで叩いていませんか?

実は、ゴーストノートはグルーヴ感を出すための「強力な武器」ではあるが、使い方を間違えると「サウンド全体をぶち壊し」の危険性を持つ『諸刃の剣』なのです。

あくまで「ノリ・空気感」を出すための存在。無駄に主張をすれば「単にウルサイだけ」の香ばしい存在になってしまうのです!

そして、初心者〜中級者にありがちなパターンは「手クセでゴーストノートを叩いている」という状況に陥ること!

さて、このブログを読んでいる中級者ドラマーの皆さま。自分のプレイを見返してみてください。

  • ゴーストノートを叩いていますか?
    ⇒自覚なくゴーストノートを叩いている方は要注意!
  • そのゴーストノートは「出そうと思って出した音ですか?」
    ⇒何となく…の方は要注意!

いかがでしょうか?思い当たるフシがありましたか?

単なる手クセでゴーストノートを叩いている内は『ごまかしている』プレイなのです。どうしても誤魔化してる感が出ちゃいます。それでは聴く人に想いは伝わりません。

いくらテクニックがあっても、手足が自在に動いても、「いいグルーヴ」「いいドラム」を叩く事はできないのです。

なぜ手クセでゴーストノートを叩くのか?

手クセでゴーストノートを叩く方、私の生徒さんでも多く見てきました。特にドラム歴がそこそこ長く「まあまあ叩ける」方は、その傾向にあります。

では、なぜ手クセがバリバリにでちゃうのか?
1つの理由として指摘するのが「基礎ができていないから」ということ。

ザックリいうと「ちゃんと叩けていない」のです。ちゃんと叩けていないと、どうしても「リズムキープ」や「フレーズの表現力」があやふやになります。

『あやふやになる』ってのがミソで、「できないわけではない、でも何だか落ち着かない…」という薄〜い不安に優しく包まれます。

そうなると、怖いから「音を埋めたくなる」。そこで「ゴーストノート先輩お願いします!」という、ゴーストノートに責任を丸投げの負のスパイラルになってきます。

『ゴーストノート入れないと落ち着かない。なんか違う感じになる…』と思う方は、練習が足りているか?基礎がちゃんと納得できているか?の再チェックをすると、大きく改善される可能性がありますよ!

手クセのゴーストノートは封印せよ!

『ゴーストノートも生きている!存在の意味がある!オラもサウンドなんだー!』
という、ゴーストノート先輩の叫びを受け止めましょう。

まずは「ゴーストノートを封印」することから始めてください。無意識に出ちゃうかもしれないので、意識して封印することが大切です。

最初は「なんかノレないし、すげー不安っす…」となるかもしれませんが、ここは我慢です!

今までゴーストノートありきで叩いていたので、それが無くなるとパンツを履いてない?なんか落ち着かない感じ…になることでしょう。

でも、それがアナタの実力と受け止めましょう。まずはゴーストノートに頼らない状態の底力を上げる!ここからスタートです。

頑張って封印していると、ゴーストノート無しの自分のサウンド(フレーズやグルーヴ)に慣れてきます。自分のサウンドがよく聞こえるようになってきます。そうなってくると、次のステップが見えてきますよ!

そして、基本をしっかりと練習して「ちゃんと叩ける」「ちゃんとリズムキープできる」ようになると、自分のプレイにも自信が持てます。

リズムキープに自信があり、フレーズの表現力にも自信があれば、「必要なゴーストノートを、狙って入れる」という思考になります。

まとめ

ゴーストノートは「グルーヴ”感”」を出すための強力な武器です。
しかーし!「出す音には意味がある」ということが大切。

なんとなく、無意識に…で、ゴーストノートを叩くと、逆にサウンドを台無しにするかもしれません。
手クセではなく、グルーヴを出すための「音」として、ゴーストノートを叩いてみましょう〜。

↓ゴーストノートの勉強に。Tower of Powerは絶対聴いておこう!昔のアルバムはグルーヴが腰にグイグイきますよー。

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