電子ドラムで練習して上手くなるのか?生ドラムが上達するのか?

ドラム教室のみっきー(@mickey_higashi)です。
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さて、ドラムを練習する時のマストアイテムといえば…、そう練習パッドです!
練習のバディーとして、練習パッドは無くてはならないアイテムですよね。

しかーし!
練習パッドでは、どうしても「足の練習」や「ドラムセットを使ったフレーズの練習」は難しいですよね。

そんな時に選択肢として思いつくのが、ずばり「電子ドラム」でしょう。

私の生徒さんからも「電子ドラムって、どうなの? 練習になるの?」という質問が多いです。やはり電子ドラムで「上達するのか?」というのは、皆さん気になる点だと思います。

ということで、今回のテーマは「電子ドラム練習して、上手くなるの?」です。

電子ドラムで練習して上達するのか?

ずばり結論から言っちゃいます。

「電子ドラム」と「練習パッド」を併用すべき!…です。

はい、そうなんです。電子ドラムで上達するのか?という問いに対する、私の答えは「やり方次第」なのです。

なにそれ?どういうこと?…と思った方、安心してください!
これから、「電子ドラム」と「生ドラム」の違いについて説明します。

ここで言う違いとは、「電子ドラムが練習のデメリットになる点」ということ。
あくまで練習の観点からのデメリットです。

電子ドラムと生ドラムの違い。練習する上でのデメリット

練習する上で知っておきたい電子ドラムの特徴を説明します。
内容は電子ドラムの「すごい所」なのですが、練習の観点からすると「デメリットになりがち」なポイントです。

そんな、電子ドラムのデメリットを知っておくことで、逆に「ちゃんと上達する練習ができる」ってもんです!

電子ドラムでは生音の感覚が麻痺する⁈

気をつけておきたいのが、電子ドラムは生の音に対する感性が全く育たない。むしろ悪い影響を与えてしまう?という可能性があるということ。

というのも、、、↓

電子ドラムって、どんなにショボいプレイヤーが叩いても、ズドーン!と「それなりの音」が勝手に出ます。そこが凄いんだけど、ドラムの上達を考えると逆にデメリットになる。

音の強弱とかダイナミクスとか、そういった生の感性の部分が育たないんです。どう叩いても「それなりにいい音がでる」って事は、「そこは気にしなくて良い」って感覚になっちゃいます。

さらに!
ミスタッチをしても凄いイイ音が鳴ってしまいます。
生ドラムだと、叩く場所が悪かったり、叩く角度が悪いなどのミスタッチをすると、へなちょこ音が鳴って「やべー、ミスった」とわかります。
でも、電子ドラムだと良い音で鳴るからミスタッチに気づかない可能性があるのです。

もっと怖いのが、どんな風に叩いても「それなりのいい音が出る状況に慣れちゃう」と、脳内フィルターが出来上がってしまいます。要は「自分の音が認識できない」状態になるってことです。

生ドラムを叩く際に、実際に出している音ではなく、自分の「いつも聞いてる凄い音」が脳内で勝手に変換されて、自分の「今出している生の音」が全く聞こえない。。。そんな状態になる可能性があります。(耳が音痴になるというイメージかな?)

表現力を磨くことが良いドラマーへの道

ドラムというのは生の楽器です。

太鼓の音をいかに鳴らすか?が、そのドラマーの個性であり「その人の持つ表現」なのです。

そのためには、「どんな強さで」「どんな角度で」「どれくらいの瞬発力で」「どこを・どの様に叩けば」「どんな音が鳴るか」を知って、「出したい音」を表現できる様になる努力をしないとダメなんです。

そう考えた時、電子ドラムは誰がどう叩いてもほぼ同じ音で迫力も一緒、というツールです。

もちろん、それなりの強弱はつける事ができます。(どの電子ドラムメーカーも技術力が凄いです!) でも、「スティックと打面との繊細なニュアンス」ってのは、やっぱり生楽器には勝てない領域なんですよね〜。

電子ドラムは「ヘタさ」をごまかせる

もう一つ、電子ドラムのデメリットとして「いい音がでる=ヘタなのがごまかせる」ってのがあります。

これは、電子ドラムの凄いところ(アピールポイント)なんだけど、ドラムの上達という観点からは、かなりダメな環境です。

電子ドラムから出る音は、リバーブ(エコー)がかかって、と〜ってもいい音なので、多少ズレたり、ユレたり、叩き損じたりしても、結構ごまかせます。

そうなんです!
電子ドラムを叩くと「何かオレ、上手くね?!バイブス上がるぜぇ〜!」と香ばしい勘違いをしがちです。

そんな香ばしい勘違いをした人が、練習パッドで練習してみると…リズムがかなり悲惨な結果になることが多いです。

練習パットって、ただトコトコと音がでるだけなので「音の粒がはっきりわかる」というメリットがあります。そのため、ちょっとのズレや、音の強さの違いとかが思いっきり浮き彫りになっちまうんですよ〜。

それが練習になるんです!

電子ドラムで練習する方法

さて、「電子ドラムで、練習のデメリットになっちゃう部分」がわかったと思います。

【練習する上でのデメリット】

  • どう叩いても凄い音がでる
  • ミスタッチでも、いい音がでちゃう
  • 下手がごまかせる

これって電子ドラムの凄い所ですが、今回はあくまで「ドラムの上達」という視点ではデメリットとしています。
電子ドラムで練習する際は「練習する上でのデメリット」をちゃんと理解して取り組むことです。

では、「電子ドラムで練習して上達する方法」とは具体的にどうすればよいか?というと、、、↓

練習は練習パッドと併用すべし

はい、これです! 基礎練習は練習パッドでやる。それだけー。

ぶっちゃけ、基礎練習は練習台(練習用パッド)で十分です。

むしろ、練習台でトコトコと叩くと、頭のなかで自分の欲しい音をイメージしながら叩くようになってきます。実は、これが大切なんです。

自分が「どんな音を出したいか」「どんな強さ、迫力を出したいか」想像するって事が、自分の音楽を創ることにつながってきます。

電子ドラムで練習するのもいいけど、「練習パッドも併用して練習する」というのがオススメの方法です。

練習は練習、演奏は演奏、目的によって使い分けるべし!

電子ドラムで練習する際は、「練習」するモード「演奏・楽しむ」モードをちゃんと切り分けて取り組むこと。

基礎練習をしっかりやろう!という時は、練習パッドに向き合って「練習効果の高い環境」で練習しましょう。

そして、純粋に演奏を楽しみたい!という場合は、電子ドラムでガンガン叩きまくってください。

電子ドラムで練習する場合には、デメリットを意識してひと工夫

練習パッドで練習するのはいいけど、足は練習できないじゃん!…とか、ドラムセット全体を使った複雑なパターンを練習したいんじゃ!…という場合は、電子ドラムを使って練習しなければいけません。

そんな時のために、電子ドラムのデメリットを意識して「ひと工夫」した練習方法をご紹介します。

練習の時は音色を変えてみよう!

まず、一つのアイデアとして、練習するときの音色を工夫すれば良いと思います。

普通のスネアの「ズバーン!」って音じゃなくて、もっと電子的な?「コツコツ」した音(レスポンスの早い音っていうのかな?)を選びましょう。
バスドラムも「ドゥーン」という鳴りの音色以外に、もっと硬い音を選択してみましょう。

ポイントは、色々な音色を日によってローテーションするということ。
一つの音色だけで毎日練習せずに、色々な特色を持つ音をローテーションしてみましょう。

音色の違いによって「音の立ち上がり(叩いてから鳴り出すまでのスピードってイメージかな?)」が全然違います。

これは、商品によって内蔵されている音源が違うので「これ!」ってのは言えませんが、エコーの効いた音じゃなくて、立ち上がりが良くて、響かない感じの音が良いと思います。

ちなみに、実際の生ドラムも、ドラムのメーカーや大きさ、張っているヘッド(←打面の皮)の状態などによって、全然音の立ち上がりとか、響きの長さが違うものです。

練習の時は電源OFFもひとつの手

もう一つのアイデアは、練習する時には電子ドラムの電源は入れずに「電子ドラムの生音(?)」で練習するってのも一つの手ですね。

YAMAHAの電子ドラムは練習パッドと同じような打面なので、電源OFFの生音でも、かなり練習しやすいです。(というか、練習パッドより打感が気持ちいいです)

ローランドやATVの様に打面が「メッシュ」だと、シャカシャカ音しか出ないので微妙です。。(というか、練習パッドを使ったほうがよいと思う)

まとめ

今回は、電子ドラムで練習して上達するのか?というテーマでした。
練習は「電子ドラムだけでやらないで!」という事が、上達のポイントです。(特に初心者の方は、最初は練習パッドで練習した方がよいですよ。)

ちゃんとデメリットを理解して練習に取り組めば、電子ドラムでも十分上達できます!

とはいえ、たまには生ドラムを叩くことが大事。というか生ドラムもちゃんと叩かないと上手くならないですよ!(→これ超重要!)

ここまでかなり電子ドラムのデメリットを熱く語って来ましたが…
そんな私が「これはいいぞ!」と思う電子ドラムを紹介します。

それは、、、ずばり「ATV社のEXS-3」です。
これ↓

値段もお手頃で、サウンドも良い。そして電子ドラムにしては「強弱のタッチ」がよく表現できます。
さらに!サウンドは「ほぼ生音」なので、下手さが誤魔化せない!これが練習には役に立ちます。

練習用として買うなら、個人的にはEXS-3の一択だと思いますよー。

※基本は「ハイハットスタンド」「ペダル」「椅子」は別売なので、買う時は注意しましょう!(→セットになってるやつもあるので、なにがセットになっているか?を確認しましょうね。)

電子ドラムの選び方はこちらに詳しく書いてあるので参考にしてくださいね↓

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