練習スタジオで個人練習。
しかし、スタジオに行ってから「さて、今日は何をやろうかな〜」では遅すぎます。
スタジオは時間で料金が発生するので、ムダな時間はなるべく作らないようにしたいですね。
そこで、個人練習に入る前に「どんな準備をすればよいか?」をご紹介します。
何をするか決めてから行く
あたり前ですが、せっかく生のドラムセットがあるのに、スティックコントロールの様な家でもできる練習をしても勿体ないです。
ひたすら自由に叩くのも楽しいですが、せっかくの「個人練習」なのでスキルアップの観点も考えておきましょう。
例えば、こんなこと↓
- ドラムセットをフルに使ったリズム・パターン練習
- フィルインの練習
- 近所迷惑を気にせず、大きな音を出して「生の音」を研究する
どうせなら「曲に合わせて」ドラムを叩くって事を満喫するのがいいでしょう。
そのためには、何の曲を叩くかをちゃんと決めて、事前に家で練習しておくとよいです。
スタジオの個人練習では、練習の成果を生のドラムセットで確認するという位置づけにすると、効率的ですね。
ドラムセットじゃないとできない練習を
本物のドラムセットが無いとできないことも確認しましょう。
例えば、こんなこと↓
- 手足の音のバランスを確認する
ハイハットの音の大きさ、スネアの音の大きさ、バスドラムの音の大きさなど、生のドラムじゃないと確認できない事をしっかりと確認しましょう。
「バスドラムが小さい」「ハイハットが大き過ぎる」など、出す音のバランスを聞く耳を鍛えてください - 各楽器の距離感をつかむ
スネアとタムの距離、シンバルの距離など、実際のドラムセットを叩かないとわかりません。ちゃんと距離感をつかんでおくと、常に「最高の音がでるポイント」で叩くことができるようになります。 - 自分が叩きやすいドラムセットの配置を知る
シンバルの高さ、スネアの高さ、椅子の高さなど、自分が一番叩きやすいドラムの配置を研究しておきましょう。
配置によって、叩きやすさ・力の伝わり方などが変わりますので、「自分のセットポジションを知る」ことは重要です。
ドラムセットをじっくり研究することも大切なことです。
忘れ物をしない
スティックを忘れる事はあまりないですが、練習に必要なアイテムを忘れることがあります。
せっかく曲に合わせて叩こうと思っても、その曲を忘れたり、再生するプレイヤーを忘れたり…。
盲点なのが、電源を忘れることです。
気持よく曲に合わせて叩いてたら、MP3プレイヤーが電池切れで終了…ってなると寂しいですよね。
いつもは「普通に家にあるモノ」でも、練習スタジオには無い事もあるので、練習に必要なものはちゃんと忘れずに持って行きましょう。
- 叩く曲(曲は複数あった方がよい)
- 曲を再生する音楽プレイヤー
- 音楽プレイヤーの電源
- メトロノーム
- ヘッドフォン
音楽プレイヤーを持っていっても、ヘッドフォンを忘れると大変です…。
いかーん!スティックを忘れた!
入念に準備をしても、うっかり忘れ物をしちゃうこともあります。だって人間だもの。
とにかく「スティック」さえあれば、ドラムは叩けます!
そして、嬉しいことにほとんどの練習スタジオにはスティックが売っています。
なので、万が一「スティック忘れた!」という場合でも、最悪スタジオで買えばOKです。
練習で使いやすいヘッドフォン
ヘッドフォンは、密閉されたタイプのヘッドフォン(密閉ダイナミック型)は使わないこと。
イヤホンも「カナル型」は密閉されているので、使わないほうがいいです。
密閉型が練習に不向きな理由
密閉された(耳をかっちり塞いだ)ヘッドフォンだと、「自分の出すドラムの音がちゃんと聞こえない」というデメリットがあります。
耳を塞いだ状態(音がこもった状態)になるので「本当の生の音を感じることができない」のです。
あと、耳を塞いでいると「不快なノイズがカットされる」ので、ちょっと上手く聞こえちゃいます。これがスキルアップには逆効果なんです。
ドラムは大きな音を出す楽器です。叩くのが下手な人は「不快なノイズ(よくない音、無駄な音)」を出します。それに気づかないと「ただうるさいだけ」のドラマーになってしまいますので注意が必要です。
ヘボドラマーの演奏を聞いて耳を塞ぎたくなるって経験、ありませんか?
おすすめはオープンエア型
一番いいのが、耳を密閉しないで外の音をちゃんと通すヘッドフォンです。
いわゆる「オープンエアー型」のヘッドフォンがオススメです。
オープンエアー型のヘッドホンは「外の音が聞ける」という大きなメリットがあります。
自分の生の音を確認しながら練習することは、スキルアップに絶対に必要な条件です。
私が使っているヘッドホンは「KOSS オープン型ヘッドホン 耳掛けタイプ KSC75」。
高音から低音まで、メリハリのある音質で、同価格の他製品とは比べ物になりません。
まさに圧倒的なコストパフォーマンスです。
そして、耳かけタイプなので動いても落ちにくい・ズレにくいというメリットがあります。
ドラムを叩いててノリノリになると、どうしてもヘッドフォンがズルっと落ちたりしますが、耳かけタイプならそんな心配がないので、超便利です。
まとめ
スタジオの個人練習は、しょっちゅう行けるものではありません。
だからこそ、せっかくの機会を有意義に、120%活用してください。
さあ、個人練習で思いっきりドラムを叩きましょう!
スタジオの利用方法については「はじめてでも安心!練習スタジオの使い方ガイド」を参考にしてくださいね。
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