ドラム教室のみっきー(@mickey_higashi)です。オンラインレッスンや教則本もチェックしてね。
ブログに書けないドラムのちょいネタはメルマガで配信しています。こちらから登録をお待ちしています!
さて、
ドラムの基本練習で必ず紹介されるネタの一つが「パラディドル」でしょう。
以前に「パラディドルの必要性、どう使うものか?」の解説をしましたが、今回は実際に「どんな練習をするのか?」がテーマです。
それでは、パラディドルの基本的な練習方法をご紹介します。
目次
パラディドルの練習方法
パラディドルの練習方法ですが、基本は「練習パッド」と「メトロノーム」を使った自宅練習です。
練習の精度(ストイックさ?)についてはこちらを参考にしてください↓
関連リズムキープができない?フィルの時にリズムが揺れる?それは練習方法が間違っているから!
基本パターンを一つずつ練習する
まずは、色々あるパラディドルの各パターンを個別に練習しましょう。
- シングルパラディドルの各パターン
- ダブルパラディドル
- トリプルパラディドル
- パラディドル・ディドル
こららの基本パターンをちゃんと叩ける様に練習するのが基本です。
1パターン毎に丁寧に練習してくださいね。音のツブや安定したリズムを意識しましょう!
基本パターンにアクセントを付けて練習する
基本手順にアクセントを付けたパターンも合わせて練習しましょう。
パラディドルはアクセントを組み合わせて叩くフレーズが多いです。
アクセントをつけるには、タップ/アップ/ダウンのスティックコントロールが大切です。
こちらを参考に、アクセントをしっかり付けれる様にしましょう↓
アクセント移動の練習パターン
パラディドルの各パターンができる様になったら、次はアクセントの移動パターンを練習しましょう。
パターンを組み合わせて練習する
そして、もう一つ大切なのが「パターンを組み合わせて練習する」ということです。
シングルパラディドルとダブルパラディドルを組み合わせたパターン。
ダブルパラディドル、パラディドル・ディドルを組み合わせたパターンも面白いです。
組み合わせの工夫次第で、練習ネタはどんどん広がりますよ。
アクセント移動の応用パターン
パラディドルは、「よし、ここでパラディドル発動だー!」みたいに狙って召喚するものではありません。
「自然と、勝手に、その手順が出てくる」という領域まで身体に覚えさせることが重要なのです。
そのためにも、上で紹介した基本パターンをガッツリ練習しましょう。
さらに「自然と活用できるための練習方法」を少しだけご紹介します。
これは、私がLos Angelesでドラムを習っていた時にやっていた練習です。
レッスンの流れはこんな感じでした…↓
私:「(なるほど、右手でアクセントね)」
ティーチャー:「デハ、イクネー。ワン・ツー・スリー…」
私:「(いきなりやるのかよー!!)」
はい。「アクセントを右手しばり」のルールで叩くってやつです。
上記の感じで、いきなり叩かされるっていうトレーニングでした。これ、意外と反射神経というか集中力MAXにしないとできないので、かなり練習になります。
ちなみに、上記の楽譜に手順を入れるとこんな感じですね。
手順を見るとわかる通り、パラディドルを使わないと「右手でアクセントしばり」はできません。
つまり、パラディドルを使うと普通のシングルでは「左手になっちゃう」場所に、「右手でアクセントが入れられる」ということです。
パラディドルを身につけるというより、どこにディドルを入れるか?自然にディドる感覚を身につけるイメージですね。
アクセント移動の応用練習-例題
手順を入れたバージョンは参考にする程度で、普通の練習では手順が入ってないバージョンの楽譜を「読んで」叩けるようになりましょー。
まとめ
今回はパラディドルの基本練習をご紹介しました。
紹介した練習パターンは練習パッドがあれば自宅でできるので、毎日のトレーニングに活用してくださいね。
練習パッドはこれがおすすめ(スタンドは別なので要注意です)↓
最近一目惚れして買ったメトロノーム↓
ドラムの通信講座
みっきーのドラム教室では、対面の個人レッスンが基本ですが、
・なかなか通う余裕・時間がない
・通うのは敷居が高い
・東京/横浜エリアではないので通えない
・対面は苦手・緊張するのでちょっと…
という方のために、オンラインでの通信レッスンをしています。
一回ごとの単発レッスンです。ぜひ一度受講をしてみてください!