ドラム教室のみっきーです。
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さて、
独学でドラムをやってみよう!と思った時、最初に思いつくのが教則本を買うことだと思います。
独学でドラムをはじめる場合、最初のとっかかりとして教則本はとても役に立ちます。
しかーし!
こんな「教則本あるある」にハマる人も多勢いるのではないでしょうか↓
- 難しすぎる!
- 結局、練習では何をすればよいかわからない!
- 最初の数ページで難易度が急に上がって、結局最初しかやらない…
- リズム・音符が書いてあるだけ?…で、どうするの?
はい、これは教則本の「種類」と「そもそも教則本をどう使うか」がわかっていないのが原因でしょう。
ということで、今回のテーマは「教則本を活用する具体的な方法」に関するアドバイスです。
目次
教則本の定番
ドラム教則本の定番といえば、ルーディメンツ系です。
私は電子書籍(Kindle)で買っています。Kindle版はたまにセールで安くなっている事があります。
練習には工夫が必要
練習をトレーニングと考えた場合、同じ練習の繰り返しではなく、どこかでオーバーロード(難易度の高い練習・高負荷の練習)をしないと、できることが増えていかないものです。
では、難易度の高い練習・高負荷の練習はどうすればよいか?
パッと思いつくのが、
- 類似(または別の)手順や音符のパターン
- より難易度の高い手順や音符のパターン
をやることです。
教則本に書いてある練習パターンの性質
はい、教則本の書いてある練習パターン・ビートのパターンは、上に書いたような「別パターン・複雑なパターン」を色々と紹介しているケースが多いです。
逆にいうと、「別パターン・複雑なパターン」の視点でしか書かれていないと言えます。
でも、それが悪い!と言っているのではありません。(←ここ重要)
工夫は使う側に委ねられている
何が言いたいかというと、、、
あなたのレベルや、上達したいこと、やりたいジャンルに合わせて、思う存分にご活用ください!
という前提だということです。(注:実際にそんな意図で作ったのかはわかりませんが、私はそう感じています)
ここを知らないで教則本をはじめると、「使い方がよくわからん!」というあるあるにハマります。
汎用的かつ最大公約数と考えるべし
そもそも、教則本を買う人は「レベル」も「年齢」も「ドラム歴」も「やりたいジャンル」もマチマチです。
そんな不特定多数の人たちに教えるためには、どうしても「汎用的」で「最大公約数」な必要がありまよね。
ピンポイントで、
- この練習パターンをテンポ160で30回たたきなさい!
- とにかくフルパワーでヒット!腕は大きく振ってラウドに!
- 頭は縦に揺らしながら、髪をなびかせて叩きましょう!
…みたいに書いたら、当てはまる人が限られてしまいます。(極端な例ですが…)
練習の効果を上げるアイデア
さて、ここからが本題です。
- 類似(または別の)手順や音符のパターン
- より難易度の高い手順や音符のパターン
上のような視点の練習教材は、教則本に書いてあります。
では、それ以外の視点で「教本を有効活用する」ための工夫に、どんなものがあるでしょうか?
工夫1:テンポを上げる
まずは「テンポを上げる」ということ。これは皆さんもやっていると思います。
ここでのポイントは、ずっと同じテンポでやるのではなく「徐々に上げていく」ことです。テンポ80bpmのあと、いきなり120bpmとかはダメダメ〜!理由は「雑になるから」です。
「+5〜+15」くらいの幅で、徐々に上げていきましょう。
工夫2:テンポを下げる
「テンポを下げる」ってのも一つの練習です。これ、以外にやらない人が多いです。
「上達=速く叩けるようになる」って思いがちですが、「ゆっくりのテンポでも安定して叩ける」というのもスキルの一つ。やってみると超ムズイです。
すごーく地味な練習だけど、超スローテンポでもキッチリとって叩けるようになるべし。集中力を使うので覚悟して挑みましょう。
工夫3:叩く強さのバリエーション
「音量・叩く強さを変える」ってのもアリです。
同じ練習パターンでも「超小さく叩いたパターン」「超大きく叩いたパターン」みたいなバリエーションを増やす。
同じ練習パターンでも音の大きさを変えるだけで、全然感覚が変わります。
特に小さく叩き続けるって、案外テクニックが必要です。
1つの練習パターンでも、「普通」「弱」「強」でやれば…あら不思議!3つの練習になりましたー。
工夫4:回数を増やす
「回数を増やす」ってのも練習になります。
いつもは10回繰り返していたパターンを、10分ひたすらやり続ける…みたいな。
でも、無意味に長く叩いても意味がないです。ポイントは「集中し続ける」です。
まとめ
今回紹介したのは、工夫の参考例です。やり方次第でまだまだ練習の幅と深さが広がりますよ!皆さんも色々な工夫をしてくださいねー。
とはいえ、どんな工夫をすればいいのかわからん!という方のために…
じゃーん!
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