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ドラムは叩けば音が出る楽器です。
生まれて始めてドラムを叩く人も、何十年のベテランも、誰が叩いても、どんな叩き方をしても、音がでます。
だからこそ、「どんな叩き方」で「どんな音を出すか」っていうのが、ものすごぉぉぉーーく重要になります。
- 叩く場所
- 叩く強さ
- 叩く角度
- インパクトした時の接地時間
- 使うスティック材質
- スティックの形や重さ
- スティックを持つ場所
- スティックを持つ力加減
- 叩く時の気持ち、気合い
- 叩くタイミング
などなど、全く同じドラムセットを使ったとしても、叩く人によって全然音が違うのです。
それが「ドラムの面白い・奥深いところ」だと思います。
素材をどう料理するか
私がドラムを叩く時に気をつけているのは、「その素材(ドラム)を、どう料理する(叩く)のか」ということ。かっこよく言えば、
そのドラムの個性、状態を把握して、最高の音をどう出すか。
って事を常に意識して叩いています。
ドラムのスキルは単に叩く手順などのテクニックだけではありません。
「音を出す・サウンドをコントロールできるスキル」というのも、ドラマーには大事なのです。
そのためには、
- 自分がどんな音を出しているか?把握する耳
- どんな音を出したいか?のイメージ
も当然必要になってきます。
※ちなみに、電子ドラムのデメリットは「どう叩いても同じ音がでちゃう」ってこと。
この大事な「音を出すスキル」が麻痺しちゃいます。
音の質で「下手」に聞こえる
複雑な手順や手足のコントロールテクニックを磨いても、いい音が出せない人のドラムは「耳障りでよくない」と感じてしまうのです。
いい音が出せないと「なんか下手」に聞こえちゃう。。。
逆に、「いい音を出せる」とドラムが上手く聞こえます。
手足のコントロールテクニックはイマイチでも「なんかいい!」と感じるのです。
私の生徒さんから、
「バンドのメンバーに、上手になったね!と言われたよー」
という報告をいただく事がよくあります。
はい、それは「音が良くなったから」なんです。
レッスンのおかげ!(←自慢)
私が使ってるメイプル素材のスティックはこれ↓
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