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さて、

ドラムの基本練習で必ず紹介されるネタの一つが「パラディドル」でしょう。

以前に「パラディドルの必要性、どう使うものか?」の解説をしましたが、今回は実際に「どんな練習をするのか?」がテーマです。

それでは、パラディドルの基本的な練習方法をご紹介します。

パラディドルの練習方法

パラディドルの練習方法ですが、基本は「練習パッド」「メトロノーム」を使った自宅練習です。
練習の精度(ストイックさ?)についてはこちらを参考にしてください↓

関連リズムキープができない?フィルの時にリズムが揺れる?それは練習方法が間違っているから!

基本パターンを一つずつ練習する

まずは、色々あるパラディドルの各パターンを個別に練習しましょう。

  • シングルパラディドルの各パターン
  • ダブルパラディドル
  • トリプルパラディドル
  • パラディドル・ディドル

こららの基本パターンをちゃんと叩ける様に練習するのが基本です。

パラディドルの練習方法1

パラディドルの練習方法2

1パターン毎に丁寧に練習してくださいね。音のツブや安定したリズムを意識しましょう!

基本パターンにアクセントを付けて練習する

基本手順にアクセントを付けたパターンも合わせて練習しましょう。

パラディドルはアクセントを組み合わせて叩くフレーズが多いです。

パラディドルとアクセントの練習方法1

パラディドルとアクセントの練習方法2

アクセントをつけるには、タップ/アップ/ダウンのスティックコントロールが大切です。
こちらを参考に、アクセントをしっかり付けれる様にしましょう↓

関連タップ、アップ、ダウン・ストロークを使った練習方法

アクセント移動の練習パターン

パラディドルの各パターンができる様になったら、次はアクセントの移動パターンを練習しましょう。

連続してアクセント移動ができる組み合わせはこちら↓
パラディドルのアクセント移動

パターンを組み合わせて練習する

そして、もう一つ大切なのが「パターンを組み合わせて練習する」ということです。

シングルパラディドルとダブルパラディドルを組み合わせたパターン。
パラディドルの組み合わせ練習2

ダブルパラディドル、パラディドル・ディドルを組み合わせたパターンも面白いです。
パラディドルの組み合わせ練習3

組み合わせの工夫次第で、練習ネタはどんどん広がりますよ。

アクセント移動の応用パターン

パラディドルは、「よし、ここでパラディドル発動だー!」みたいに狙って召喚するものではありません。

「自然と、勝手に、その手順が出てくる」という領域まで身体に覚えさせることが重要なのです。

そのためにも、上で紹介した基本パターンをガッツリ練習しましょう。

さらに「自然と活用できるための練習方法」を少しだけご紹介します。

これは、私がLos Angelesでドラムを習っていた時にやっていた練習です。

まず、ティーチャーからこんな楽譜を渡されます。
右手リードのアクセント練習

レッスンの流れはこんな感じでした…↓

ティーチャー:「ハイ、コノ楽譜はアクセントをカナラズ右手でタタキなさいネー。」

私:「(なるほど、右手でアクセントね)」

ティーチャー:「デハ、イクネー。ワン・ツー・スリー…」

私:「(いきなりやるのかよー!!)」

はい。「アクセントを右手しばり」のルールで叩くってやつです。

上記の感じで、いきなり叩かされるっていうトレーニングでした。これ、意外と反射神経というか集中力MAXにしないとできないので、かなり練習になります。

ちなみに、上記の楽譜に手順を入れるとこんな感じですね。

右手リードのアクセント練習

手順を見るとわかる通り、パラディドルを使わないと「右手でアクセントしばり」はできません。
つまり、パラディドルを使うと普通のシングルでは「左手になっちゃう」場所に、「右手でアクセントが入れられる」ということです。

パラディドルを身につけるというより、どこにディドルを入れるか?自然にディドる感覚を身につけるイメージですね。

アクセント移動の応用練習-例題

もう一つ右手しばりのパターンを載せておきます。
右手リードのアクセント練習

手順を入れたバージョン↓
右手リードのアクセント練習

手順を入れたバージョンは参考にする程度で、普通の練習では手順が入ってないバージョンの楽譜を「読んで」叩けるようになりましょー。

まとめ

今回はパラディドルの基本練習をご紹介しました。

紹介した練習パターンは練習パッドがあれば自宅でできるので、毎日のトレーニングに活用してくださいね。

練習パッドはこれがおすすめ(スタンドは別なので要注意です)↓

最近一目惚れして買ったメトロノーム↓

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