今回おすすめするのは、ナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails – NIN)の名曲「March Of The Pigs」。ノイジーでラウドでヘヴィーでエレクトロニックな、いわゆるインダストリアル・ロックです。
NINのメンバーは腕の筋肉がムッキムキのトレント・レズナーさん(Vocal)が中心で、他のメンバーはチョイチョイ入れ替わります。ここでのドラマーは「アイラン・ルービン (Ilan Rubin)」さんです。
おすすめ動画はこれ↓
まず、この曲はヘッドフォンかスピーカーにつなげて大爆音で聴きましょう。
恒例のおすすめポイント紹介
この曲は何といってもイントロからガツンとくるドラムパターンでしょう。
とにかくカッコいい!このドラムパターンを聴いただけで「あ、これ絶対かっこいい曲だな」と思っちゃいますね。
ちょっと変拍子混じりで「7拍子、7拍子、7拍子、8拍子」の繰り返しです。
ベタベタと鳴らすスネア
ドラムのルービンさんは、スパーン!と太鼓を鳴らすのではなく、ヘッド(打面)とスティックの接地時間が長めのベタっとする鳴らし方をします。
ベチャっと押し付けている様に見えるけど、手首が柔らかいのでサスティーンが微妙に残るくらいのタイミングでヘッドから離している。スティックを持つ位置が短めなので、押し付けた感じのフォームでも絶妙なタイミングで跳ね返ってるんでしょう。(たぶん…)
こっそりテクニカル&ロジカル
パッと見はヘヴィーに叩いてる様に見せてるけど、タイム感がかなりキッチリしている。両手ゆれ、手足ゆれがなく、かなりタイトに叩きます。
手足のコンビネーションを織り交ぜてたり、要所要所にロジカルなフレーズが出てる所が面白い。ちょっとしたフィル、単なるスネアの16分音符の連打だけでも「あ、この人すごい練習してるっぽい」って感じがします。
ベースの「ピノ・パラディーノ」さんカッコよすぎ!
何といってもベースの「ピノ・パラディーノ(Pino Palladino)」さんに注目です。実はスーパーベーシストで、ロック、ポップス、フュージョン、ソウルまで何でもこなす、超一流のツワモノなのです。
とにかくグルーヴが超気持ちいい。グイグイと惹きこまれて、ウネリまくってます。
0:15秒からちょっと映るピノさん。ちょいワルおやじか!って突っ込みを入れつつも、弾く姿(ノッてる姿)からしてグルーヴィーで超かっこいい!
ちなみに、プレイボーイで有名な人気歌手「ジョン・メイヤーさん」(歌姫テイラー・スウィフトの元彼だったりする)のライブでは、、
全然違うじゃん!でも、どっちもハマってる所がピノさんの凄いところ。ビジュアル的にもグルーヴ的にもハマれるって本当に凄い。
ドラマーとベーシストは夫婦みたいなもの(なのかな?)。この機会にベーシストにも興味の幅を広げてみると、引き出しを磨くキッカケになりますよ。
おすすめアルバム
Nine Inch Nails – March Of The Pigsが収録されているアルバムはこれ↓
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