今回の【ドラムのこやし】は、西海岸で売れっ子の「トス・パノス(Toss Panos)」さん。ギタリストの「Robben Ford(ロベン・フォード)」バンドでの演奏です。
Toss Panosは、ロベン・フォードさんをはじめ、マイケル・ランドゥ(Mickael Landau)さん、スティーブ・ルカサー(Steve Lukather)さんなど、私のフェイバリットなギタリストとも多く共演しています。
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恒例のみどころ紹介
トス・パノスさんは、何といっても緊張感があってメリハリのあるドラミングが魅力です。(何でタンクトップなの!って突っ込みは置いておきましょう。)
ラウドなシャッフルが心地よい
シャッフル・ブルースの曲だけど、かなりラウドでラフでルーズに叩いている。これがかっこいい。
このラフ感・ルーズ感でちゃんとグルーヴさせるって結構難しいです。このノリを感じて、自分の引き出しにしまっておくと武器になりますね。
やわらかい手首
トス・パノスさんは、一見腕を使っているような叩き方。でも手首をとてもやわらかく使っています。腕は感情と連動して動いてるッて感じですね。
独特な動きだけど、表現がビジュアル的にも入ってきて見ていて楽しいです。
表現豊かなハイハットワーク
ハイハットの叩き方に注目〜!
ハイハットを叩く位置、スティックの角度、スティックの場所(先端を使ったり、エッジを使ったり)などを巧みに使い分けて、ハイハットの音色やグルーヴを表現しています。
ハイハットの音を1ツブ1ツブ大切に唄っているのが素晴らしい!
強弱のメリハリが独特
Toss Panosさんのドラムは、強弱のメリハリがかなり独特です。
ギュン!と大きくラウドにしたり、急にフワッと小さくしたり。大きくしたと思った次の瞬間、何事もなかったように小さく叩いたり。
強弱やアクセントによるメリハリの仕掛けが、とっても面白い!そして緊張感の作り方がハンパないです。
トス・パノスの名演を聴く
やっぱり、マイケル・ランドゥ・バンドのライブ盤(2枚組)を一度は聴いて欲しいです。特にDisk-2の「Big Bulge」が最高!ドラムソロも凄すぎる。。。

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