いろんな音楽を聴いて幅を広げることは、音楽をやる上でと〜っても重要です。幅が広がれば、それだけ「引き出し」が増えるからね。

とはいえ、、、

  • そんなのわかってる!…でも、どうやって音楽を知れるのかわからんのじゃ!
  • 誰を聞けばいいのか知りたいんじゃ!
  • 知らないジャンルの事は全くわからんのじゃ!

と困っている方のために、私がやってきた音楽の根を広げる方法をご紹介します。

好きなミュージシャン・バンドを見つける

「好きな人(アーティスト)を見つければよい」

はい、この方法が全てです。これ、よく聞くアドバイスだと思います。

これの目的は、

  1. 好きなアーティストを見つける
  2. その人が参加(プレイ)しているバンドやアーティストのCDを買い漁る
  3. その中で、新しい好きなアーティストが見つかる
  4. その人が参加しているバンドやアーティストのCDを買い漁る
  5. その中で、新しい好きなアーティストが見つかる
  6. (以降、無限ループ)

こんな感じで、一つの「好きな人を追っかける」ことで、新たなジャンル、新たなアーティストに出会う(枝分かれしていく)という、ねずみ算的な開拓ループができるからです。

好きなアーティストの見つけ方

まず、好きなアーティストを見つけるには、ポイントがいくつかあります。

バンドのドラマーは行き詰まるかも

一つは、
「バンドのドラマー」ではなく「ドラマーとして活動しているドラマー」がよい
ってことです。

バンドに所属しているドラマーは、基本的に「そのバンド」が活動の中心になります。というか、そのバンドでしか演奏をみる機会がないことも多いです。

なので、ドラマーとして色々なアーティストのライブやレコーディングに呼ばれているドラマーを見つけないと、行き詰ってしまいます。

ドラマーに限らず別の楽器でもオッケー

もう一つは、好きなアーティストは「ドラマー」に限定しなくて無問題。

ギタリストでも、ベーシストでも、歌姫でも何でも、この人いいなぁ〜と思うアーティストなら何でもオッケーです。

もっと言えば、プロデューサーだったりレコード会社だったり、オムニバスの様な企画だったり、ビルボードのヒットチャートだったり、なんでもオッケーなので、自分の音楽を聞くスタイルに合わせていけば苦にならないですよ。

理屈はわかる。でも、どこから始めればいいのかわからんのじゃ!

好きなアーティストを起点に掘っていく…。理屈はわかるんだけど、その最初の取っ掛かりが全く無い!そもそも、どうやって好きな人をみつけるの?という所で先に進まない人もいるのではないでしょうか。

そう、新たな出会いってなかなか巡ってこないもの。いつもと違う環境(場所や人)に自ら出向いていかないと、なかなか新しいモノに触れる機会はないですから。

ということで、、、

私の方法を真似ちゃいなよ!

はい。せっかく縁あってこのブログに来たのだから、私のやってる事、好きなミュージシャンを、そのまま追っかけてみてください。

ピッタリはまるかもしれないし、いまいちピンと来ないかもしれませんが、とにかく「取っ掛かり」として真似てみると、何かしらの発見があると思います。何もできずに悩んでいるよりは、全然マシでしょう!

という事で、私のやり方を具体的に紹介するにで参考にしてくださいね〜。

ラジオ・プレイリストを聴く

私は、音楽のストリーミングサービスに入っています。
具体的には、

  • Apple Music
  • Amazon Prime(Prime Music)

の両刀使いです。

※2024/2/16 追記:
有料の「YouTube Premium」にして、Youtube Musicをメインに使っています。
Youtubeが広告無しで見れて、さらに音楽の「Youtube Music」も使えるので超便利!

気になるアーティストの見つけ方

引き出しを広げるために…と言っても、

そもそも「誰を聞けばいいかわからん!」「どのアルバムを聴いたらよいかわからん!」となりますよね。

私は「ラジオ」と「プレイリスト」をよく使っています。じっくり聴くというよりは、、

  1. 移動中とか作業中にかけっぱなしにしておく
  2. そして、気になる曲をお気に入りに登録する

みたいな感じで、気になる曲を収集していきます。

ちなみに、プレイリスト・ラジオは何でもいいです。タイトル(又はジャンル)を見て「これ良さそう」と思ったものでオッケー。

そして、

時間のある時にお気に入りリストをじっくり聴きましょう!

  1. その中で気になるアーティストを「軸」にして、、
  2. そのアーティストのアルバム、関連するプレイリスト・リコメンドを聴く

みたいなループをしていきます。

音楽配信サービスは、どうしても「聴きたい曲しか聞かなくなる」という状況になりがちです。

CDだと「聴きたいアルバムを持ってきて、ステレオにCDをセットして聴く」という手間?がかかるせいか、一回かけたらそのまま聴き続けることが多いですが、アプリになると「パッと変えられる(手間がない)」ので、どうしても消費的(?)な使い方になってしまいます。(←私が飽きっぽいだけ…?)

そんな意味でも、ラジオとかプレイリストを「かけ流す」感じで聴くのがよいでしょう。(←私にはこれがピッタリ。)

(参考)私の好きなアーティストを追いかける作戦

「色々聴いて好きなアーティストを見つけよう!ってのはわかる。でも、何が好きなのかもわからないし、どれが良いかもわからない…、というか、もっと直接的な答えが欲しいんじゃ!とりあえずオススメしてくれればそこから選ぶし!」

…という欲張りさんのために、私の好きなアーティストを紹介しちゃいましょう。

マイケル・ランドウ(Michael Landau)

はい、いきなりギタリストです。
この人のギターって超かっこいいです!ぜひ聞いてみてください。

ギタリストから紹介したのには意味があります。…というのも、ギタリストを追いかければ色々なドラマーに巡り会えるから!
ドラマーを追いかけちゃうと、そのドラマーしか聞けないけど、ギタリストを追いかければアルバム・曲によってドラマーが色々と変わるからねー。

スティーヴ・ルカサー(Steve Lukather)

はい、またギタリストです。言わずと知れた「TOTO」というバンドの人。この人も聞いておくべし!

マイク・スターン(Mike Stern)

ギタリストばっかりですが…。マイク・スターンも大好きです。本当にかっこいいし、ライブも熱い。ちょっとマニアックな音楽かも?だけど、聞いてみてください。

ジョン・スコフィールド(John Scofield)

こちらも超すげーギタリスト。色々な事にチャレンジしつつ、どんな音楽でも自分の個性がガツンと出るので、すごいっす。

ゲイリー・ノヴァク(Gary Novak)

ようやくドラマーの登場!私の1番好きなドラマーです。Los Angelesで生で見て度肝を抜かれました。とにかく「なんか凄い」のです。近くで見ても何やってるかわからないトリッキーなフレーズに鳥肌がたちます。

サイモン・フィリップス(Simon Phillips)

言わずと知れたスーパードラマーですね。理路整然としつつも、熱いフレーズをブチかましてくるのが最高!テクニックでガッチガチかと思いきや、実際にライブを観ると意外とラフに熱くいく感じです。それがカッコいい!

ピーター・アースキン(Peter Erskine)

本当に「ドラムが歌っている」人です。フレーズが歌っている、リズムが歌っている、サウンドが歌っている。ドラムは打楽器ではなく「奏でるもの」と気づかせてくれます。とにかく音楽として素晴らしい!

スティーヴ・ガッド(Steve Gadd)

もう何も言う必要がないレジェンドです!
グルーヴ、テクニック、アイデア、フレージング…どれを取っても上質で最高品質の演奏を聴かせてくれます。とにかく「音楽」というものに対するアプローチが研ぎ澄まされて、一秒、1つの空間、1つの音、1つの休符、すべてに魂が込められている。そこが本当に素晴らしい!

ちなみに「ガット」ではなく「ガッド」です。ここ間違えると「とある関係者」から怒られちゃいます。

スティーヴ・ジョーダン(Steve Jordan)

ミスター・グルーヴ!この人が叩けばVivesアゲアゲです!
とにかく腰にガツンとくるグルーヴで、聴く人すべてを踊り狂わせる。そんな「魅力」のあるドラムを叩きます。フレーズのセンス、フィルのセンス、どれをとっても本当に魅力的でグルーヴ感の塊です。

ギタリストの「ロベン・フォード」のアルバム。一曲目からぶっ飛びます。↓

スティーヴ・スミス(Steve Smith)

スーパーバンド「ジャーニー」のドラマーと言った方がピンとくるかもしれませんね。
テクニックがハンパない!そしてフレージング、アイデアが素晴らしい!音楽を探求するストイックさを感じます。

まとめ

音楽の幅、引き出しの幅を増やすために「音楽をどう聴くか、どう幅を広げていくか」が今回のテーマでした。

自分でアーティストを見つけるもよし、とりあえず私が好きなアーティストをそのまま追いかけてみるのもよし。
とにかく「やってみる・聞いてみる」。それが大事です。そうすれば自分なりの方法が見つかってくると思いますよ!

Apple Musicの様な音楽配信サービスで便利になりました。それを活用しない手はありません。是非お試しアレ!

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