ドラムの基本テクニックで避けて通れないのが「ダブルストローク」でしょう。このダブルストロークはドラムの脱初心者の一つの壁とも言えます。

さて、そんなダブルストロークですが「苦手!」「上手に叩けない!」と悩む方も多いです。そんなダブルストロークが上達しない理由と、上手に叩くコツを以前の記事で紹介しました。

今回は実際に「どんな練習をするのか?」を紹介します。

ダブルストロークの練習方法

練習方法は「練習パッド」「メトロノーム」を使ってひたすらやるべし!

「練習パッドを使って練習する」というのがポイントです。ドラムセットのスネアとかで練習すると音が広がりすぎて「音の粒」がわからないです。

ダブルストロークの練習パターン

シングルストロークの後に、ダブルストローク。その繰り返しです。

↓まずは1小節ごとにシングル・ダブルを叩くパターン。

ダブルストロークの練習パターン-1

↓次は2拍ごとにシングル・ダブルを叩くパターン。
ダブルストロークの練習パターン-3

↓今度は、長〜く4小節ごとにシングル・ダブルを叩くパターン。

ダブルストロークの練習パターン-2

↓最後は、1拍ごとにシングル・ダブルを叩くパターン。
ダブルストロークの練習パターン-4

チェックすべきポイント

音の粒をしっかり整えて叩きましょう。変な強弱がついていたり、リズムが揺れないように気をつけて練習してください。

あくまで「フラット」に叩くことが基本です。「シングルストローク」と「ダブルストローク」が『同じ音』になるくらいまで頑張りましょう。「え、今シングル?ダブル?どっち叩いてる?」と言われるレベルを目指すべし!

上達するためのアドバイス

「上達のコツ・だめな理由」の記事でも書いていますが、ダブルストロークとは「片手で2発連続で叩く手順」のことです。

ダブルストロークは何かの手法・奏法ではありません。ダブルストロークって名前に惑わされていますが「2発を叩く必殺技」ではないので、「ここでダブルストロークを発動しなきゃ!」と思うと上手に叩けません。

ダブルストロークを1ランク上達させるための練習方法

基本的なダブルストロークの練習に加えて、もう1つ練習方法を紹介します。

ずばり、これ↓
ダブルストロークがもっと上手くなる練習方法

ダブルじゃなくて「3発」です。
どうしても「ダブル」を叩こうとしちゃうので、思い切って3発の練習もしちゃいましょう!

さらに!
アクセントが入っているのがミソです。

ちゃんとスティックをコントロールして、1発1発に意識を集中して叩かないとこのパターンは上手に叩けません。

ぜひチャレンジしてください。

まとめ

ダブルストロークの練習は、今回紹介したパターンをやればかなり上達するはずです。

ポイントはシングルでもダブルでも音が変わらない様に叩くことです。

ちゃんとスティックをコントロールして、1発1発の粒を大切に叩きましょう!

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