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バスドラムのペダル・テクニックには、色々と疑問が多いです。

踏みっぱなしにしてていいの?とか、
かかとを上げておく?など、

単に「ペダルを踏む」だけじゃなく、考えれば考えるほど「どう踏めばいいんじゃい!」という疑問が湧いてきます

答え:出したい音によって踏み分ける

「出す音、表現したいフレーズによって踏み方を変える。」…これが答えです。しかし、踏み分けはかなり難しいですね。

私の場合、まず最初は「かかとをちょっと上げておく(上げっぱなし)」、「ペダルは踏み込みっぱなし」の奏法から入りました。
ペダルの叩く部分(ビーター)が、常にバスドラムのヘッド(打面)にピタっとくっついている状態です。そして、ある程度ペダルのテクニックが完成したら、ペダルを踏んだ後に「ビーターを打面から離す」奏法の練習をしました。

今では、基本はビーターを離しています。そして、固い音をだしたい時やバスドラムの鳴りを抑えたい時に、ビーターをピタっとな奏法を使っています。

ロック・ポップス系ドラマーであれば、かかとを浮かせて、ドン!っと踏み込むペダル・テクニックから始めた方がよいと思います。(パワーが出るので。)

初心者の場合は、まずは踏んだ後に付けっぱなしがいい

ちなみに、初心者の場合は「踏んだ後にビーターを付けっぱなし」の踏み方を推奨しています。

理由は身体のバランスが安定するから。そして、単純に踏みやすいからです。

最初からビーターを離そうとすると、どうしても身体のバランスが崩れがち。後ろにのけ反ったり、椅子に深く座りすぎたりしちゃいます。

ある程度、ドラムの体幹(そう!ドラムは体幹が重要!)が鍛えられて、バスドラムを踏む時のバランスの取り方のコツをつかんでから、離す踏み方にチャレンジするのがいいと思います。

私も、最初は(というか、10年以上?)ビーターを付けっぱなし奏法でした。

そして、ある時にふと…「あれ、ビーター離しているぞ?」「ビーター離すとサウンド違うぞ!」って事に、遅ればせながら気づきました。

それからは、ビーターを離す意識というか、「サウンドを調整・コントロールする意識で踏むようになって、グッと幅が広がったのを覚えています。

レッスンではバスドラムの踏み方について、体幹・バランスの上手な取り方についても指導しています。
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バスドラムの音色を使い分ける

ピーター・アースキンさんのドラミングを紹介します。ピーター・アースキンといえば、知る人ぞ知る「いぶし銀」の渋すぎドラマーです。とにかくフレーズがアートで唄っていて、何かストーリーを感じる、超かっこいいドラマーです。
若かりし頃はバリバリに手数が多く、スーパーテクニシャンでしたね。

参考動画のバスドラムの音に注目すると…

「ボンッ」と「ボーーン」と2種類の音がしているのがわかります。足元の映像も出てくるので、それを見るとわかりやすい。

特にアタックをドン!と入れる時は付けていることが多い。

でもアタックを入れる時でも、シンバルと一緒にバーン!という感じの時は離している。

そう!出したいサウンドに合わせてペダルの踏み方を変えているのです!これは狙って…と言うよりも、無意識というか、サウンドが頭に鳴っていてそれを実現するために勝手に使い分けているって感覚だと思います。

結論:どっちも踏めるようになるのがいい

バスドラムは、「単に踏めばよい」というわけではありません。

楽器であるからには「鳴らしたい音で鳴らす」べきです。

このサウンド・ファーストの意識が一番大事。ドラムは叩けばなる・踏めば鳴るという楽器ですが、だからこそ「どう踏むか。どんなサウンドをイメージして踏むか」が大事ってことですね。

そのための奏法として、ビーターをくっ付ける、ビーターを離す、という手段がある事を知っていると、演奏の幅が広がります。

ジャコ・パストリアスのLive盤がおすすめ↓。言わずと知れた名盤ですね。ピーター・アースキンのファンキーなドラミングが堪能できます。

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