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自宅で練習するといえば練習パッド。
でも、バスドラムの練習はどうするの?…というと「バスドラム用の練習パッド」ってものがあります。
こんなやつ↓
これさえあれば、手と足(←右足のバスドラムね)の練習が自宅でできる!ってことで「おうち練習」の最低限の環境が整います。
ですが、バスドラム用の練習パッドを買っただけでは実はダメなんです。
それに付随する(?)周辺アイテムも必要になってきます。
ということで、今回は「自宅でバスドラムの練習をするために必要なアイテム」を解説します。
手(ストローク)用の練習パッドはこちらを参考にしてね↓
目次
バスドラムの練習に必要なもの
最初にまとめておきます。必要なアイテムは以下の通り。
- バスドラム用の練習パッド
- ペダル
- 椅子
- 絨毯・マット
- チューニングキー
はい、これだけのアイテムが必要になります!
という事で、細かく解説していきましょう↓
1.バスドラム用の練習パッド
はい、まずは「本体」ですね。これが無いとハナシになりません。
どれがオススメか?というと、ヤマハかパールでいいでしょう。(というか、私はそれしか使ったことが無い…)
バスドラム用の練習パッドを選ぶ際の注意点
バスドラムは足で踏みます。なので「打った感じ(硬さ)」はもちろん、「安定感」も重要になります。踏んだ時にグラグラすると、ストレスが溜まって練習に集中できません。
なので、ちゃんとしたメーカーのものを買うのがいいでしょう。
私が使っているのは「YAMAHA」と「Pearl」ですが、それ以外にも「TAMA」「DW」「EVANS」あたりであれば、品質的に問題ないと思います。
バスドラム用の練習パッドの静音性
これは仕方がない事ですが「振動音」が半端ないです。足でドン!っと踏むので…。
振動音に関しては、防振マットで検証した解説を参考にしてください。
でも、結局は「ふにゃふにゃシステム」が最強です。
お手軽に緩和するための「ノイズ イーター」って製品もRolandから販売されています。
これは私は使ったことが無いので効果はわかりませんが、防振マット以上、ふにゃふにゃシステム未満みたいな感じだと思います。(←未検証。だってノイスイーターって高いんだもん…)
Pearl バスドラムパッド BD-10
一番のオススメはPearlのやつ。これ安定感があるので使いやすいです。
踏んだ時の「アタック音」も次に紹介するYAMAHAより静かです。
形状を見てわかる通り、踏んだ方向に対してガッチリ受け止める形になっているので、踏んだ時の安定感はバッチリです。
YAMAHA バスドラム用トレーニングパット TS01B
個人的にはYAMAHA推しなので、ヤマハのバスドラ練習パッドも持っています。
でも、認めたくないけどPearlの方が踏んだ時の安定感が優秀かなぁ。
形状を見ると、パンチングマシーンみたいな感じですよね。これが踏んだ時に少しだけ打面がビヨーンと揺れる感じがします。(少しだけね。)
あと、ヤマハの方はアタック音が少し大きいです。表面が硬いゴムなのかプラスチックなのか、ペチペチ鳴る感じです。Pearlの方はスポンジっぽい表面です。
でもYAMAHAは打面が広いせいか打面の硬さのバランスが良いので、本物のバスドラムの感覚に近いですね。
性能の差はほとんど無いので、ブランドの好みで選ぶのがよいでしょう。どっちもナイスな練習パッドですよ。
2.ペダル
はい、ペダルも必要なのです!
練習パッドだけでは意味がなく、ペダルもセットではじめてバスドラムの練習が可能になります。
練習パッドは「打たれる側」、ペダルは「打つ(踏む?)道具」。
手でいえば、練習パッドは「練習パッド」、ペダルは「スティック」と同じです。
練習パッドだけあっても、スティックが無ければ叩けない。
練習パッドだけあっても、ペダルが無ければ踏めない。ってイメージです。
この辺の話は、ドラムを叩いたことがある人にとってはあたり前だけど、ドラムを叩いたことが無い人は最初はわからないですよねー。
ペダルに関しては、最初は安いやつでも十分です。ただしメーカーは選びましょう。
こちらは、YAMAHA、Pearl、TAMA、DW、あたりを選んでおけば間違いないです。
Pearlのエントリーモデル↓
TAMAのエントリーモデル↓
ちなみに、私が使っているのはDWのペダル。これ↓
最近はこっちをメインで使っている(黒光りしています)↓
ショップによって値段が全然違うから注意してね。
値段の違いは何なのか?
ペダルの値段はピンキリです。
安いペダルと高いペダルは何が違うのか?
ざっくりですが、「性能」「質感」が違います。
「性能」の違い
性能とは踏む時の「スピード」や「滑らかさ」みたいなイメージです。
高いペダルの方が、足の動きに敏感に反応してくれます。
ママチャリとロードレーサーの違いと同じ感じかな?(違うか?)
基本的に「踏む」って事に感しては安いやつでも十分使えます。
なので、最初は安いやつでも大丈夫。
自分の足のテクニックにペダルがついていかなくなったら、高いやつを買うってのもアリです。(もちろん、最初から高いやつを買うにこした事はありませんが…。お財布と相談って感じで)
「質感」の違い
これは仕方がないけど、高いペダルは質感も高いです。
どんな商品でも同じですよね。
高いペダルだと「マイペダル持ってるぜ!」という所有感の高まりがハンパない。
安いペダルは「道具」だけど、高いペダルは「ギア」って感じ?
でもって、安いやつは「わざとダサくしてるだろ!」ってくらいダサい事もあります。
これは写真でも判断できるので、商品写真を見てビビっときたやつがいいと思います。
「所有感」という意味ではプロダクトデザインが重要です。せっかく買うなら「ペダル持ってるぜ!」とテンションが上がる感じのギアがいいですよねー。
3.ドラム用の椅子
なにげに椅子も必要です。
立って叩くわけにいかないですからねー。
ドラム用の椅子が必要な理由は「安定感」です。
ペダルをドン!と踏んだ時に、ズリっとズレたり、クルッと回ったりしたら踏んだ力が逃げちゃうし、バランスも崩れます。
なので、ちゃんとした椅子があった方が練習効果が高いです。
椅子も安いやつで十分。私も椅子に関してのコダワリは一切ないので、一番安いやつを使っています。(本当は高いやつが欲しいけどね…)
でも、メーカーはPearl, Yamaha, Tamaから選んでね。激安のやつは脚のゴムがすぐダメになったり、グラグラしたりします。
脚のゴムがダメになると滑るし、気づかない内に床に傷が付きまくってる!みたいな事になります。(←経験談)
4.絨毯・マット
これ意外と忘れがち!
バスドラムは踏むものなので「床が傷つく」し「ズレる」ものです。
なので、床の傷を防止する & ズレ防止のための絨毯やマットが必須アイテムになります。
これを下に敷かないでやると、気づいたら床はボロボロ、滑って踏みにくい…と最悪の結果になります。
私は「防音専門店 ピアリビング」というお店が扱っているゴムとカーペットを使っています。このピアリビングさん、なかなかいい商品を作っていてとても気に入っています。(ちなみにピアリビングさんとの癒着はありません!)
どうしても滑る!ズレる!という場合の対応はこちら↓
5.チューニングキー
チューニングキーとは、ドラムの色々な箇所のボルト(?)を締める道具です。
ドラム関連の「ネジ・ボルト系」は、だいたいチューニングキーがあれば締める・緩める事ができるので、ドラマー必須アイテムですね。
で、なんでここで必要か?というと、ペダルを組み立てる時、ペダルを調節する時にこのチューニングキーが必要になるのです。
高いペダルにはチューニングキーが付属している事が多いですが、安いペダルにはチューニングキーが付いてない可能性があります。
なので、一応アイテムリストに入れておきました。
もちろん一番安いやつで十分です。私も200円くらいのノーブランドのやつを使っています。(←チューニングキーって結構無くします。逆に知らない間に増えてることも…?!)
バスドラムの練習もちゃんとやろう!
という事で、今回は「バスドラム用の練習パッドと必要な周辺アイテム」の解説でした。
ショップによっては「セット」で売っているものもあります(椅子とセット、ペダルとセット…みたいに)。その際は「どのメーカーの製品とセットなのか?」を必ず確認してね!
安い!と思って買ったらノンブランドの微妙な製品とセットだった…みたいな事があるかもしれません。
バスドラムの練習って住宅事情を考えると家では難しいですが、ドラムは下半身で叩く!と言っても過言ではありません。
バスドラムの練習をしているのと、していないのではプレイに大きく差がでます。
騒音問題と戦いながら、できる限り練習してくださいねー。
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