ドラマーがイラッとする言動あるある

家電量販店と楽器屋さんを徘徊するのが楽しい、ドラマーのみっきーです。

今日も楽器屋さんをパトロールしていたところ、孫を連れたおばちゃんが電子ドラムのコーナーに。

しかーし! どうやらスティックが無かったらしい。

すると、おばはんは「棒は?! 叩く棒どこ!!」と叫びました。

「…(叩く棒?!)」

はい、叩く棒とは、もちろん「スティック」の事ですね。

普段、あたり前と思って使っているコトバも、知らない人には「あれ」とか「棒」みたいな表現になる。そんな現実を実感した瞬間でした。

ドラマーがイラッとする瞬間あるある

という事で、今回はドラマーならイラッとする「ドラムのコトを知らない人」の言動あるあるを発表します。

(出典:心が狭い私の主観です…)

その1:スティックを「棒」と言われる

「棒」と言われるだけじゃ、さすがにイラッとはこないのですが、この「棒」という表現をゴリ押しされる時があります。「スティックですね」とやんわり教えているのに、あくまで「棒」で押し切るパターンです。

本人は面白いと思って「棒」と言っているのか、真意はわかりませんが、ドラマー的には少し悲しい気持ちになります。

その2:スティックを「バチ」と言われる

はい「バチ」です。こちらもゴリ押しされるケースが多々ある。

「バチ」と言う場合は、私の経験上ですが「ちょっとウケを狙ったドヤ顔」で言われる事が多いので、余計にイラッとします。

ドラマー的には今さら「バチ」と言われても、コスられすぎてて面白くないのだ!

逆に、ドラマーがあえて「バチ」と言うと、ウケることがあります。(ちゃんと空気を読んで使わないと大火傷します。)

その3:「手足がバラバラに動いて凄いね〜。どうやってんの?」と聞かれる

「ドラム=手足をバラバラに動かす」っていうのは、その通りなので気になりません。でも「どうやってんの?」とか「何でできるの?」と聞かれると返答に困ります。

答えは「そりゃ、練習してるから」しか無いと思います。でも、それを言うと何か感じが悪い気がするし、詳しい説明を求めているわけじゃないはずだし…。気の利いた返答が思いつかなくて困ることが結構あります。

ちなみに、私は「努力と才能です」とドヤ顔で答えるようにしています。

その4:箸を渡されて「ちょっと叩いてよ」と言われる

出ました! 箸と茶碗で叩いてよパターンです。

飲み会の席で「ドラムやってます」というと、上司が必ず振ってくるお決まりネタ。

仲間同士なら「できるか!」と突っ込めますが、上司となるとそれも難しい。社会人としての処世術が問われる瞬間です。

箸と茶碗の無茶ぶりを切り抜ける3つの方法

1.「いやー、ちょっと無理っすよ〜。テヘペロ〜。」
みたいに、おちゃらけて流すパターン。

これが一番無難かも。
おそらく近隣の酔った同僚が、じゃ俺が…と箸と茶碗で叩きだすはず。それを遠い目で見守っているだけの簡単な仕事です。

2.「ボク、育ちがいいから、茶碗なんて叩けませ〜ん」
みたいに、常識的に無理っしょ!と別の理由で断るパターン。

自分も含めて誰も傷つけないです。
でも、あまりに正論過ぎて一瞬だけ場が白けるかも…。

3.ガチで叩ききる!
最後は、ガチで叩きまくるパターンです。

ヘビメタ風のアクションとシャウトで、最高のロックパフォーマンスを魅せてやりましょう。

上司の世代に合わせて、スクールウォーズ風の16ビートは危険。絶対にスベります。

格の違い、ジェネレーションの違いを見せつけるべく、ヘビーでラウドなロックスタイルで挑みましょう。

箸と茶碗パフォーマンスの参考動画

安定のエクストリームメタル!

1:43辺りから、一気に攻める。そして壊す…↓

まとめ

今回、何が言いたかったかというと…

『ドラムの事を知らない人は、当然の事ながら専門用語やグッズの正式名称を知らない。』

はい、これが言いたくて書き始めたのですが、最後はあるあるネタになってしまいました。

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