ドラム上達のコツは『手と足を分離して叩けるようになる』ことです。

右手、左手、右足、左足の４つをバラバラに動かす（分離してコントロールする）には、バラバラに叩くためのトレーニングが必要です。

『手足を分離して叩く基本練習ドリル』では、手と足をバラバラにコントロールするための基礎練習を連載していきます。

リズムが乱れる…、手足が思うようにバラバラに動かない…、という場合は、体のバランスを気にしてみましょう。

今回の練習パターン

楽譜の上段はスネアドラム、下段はバスドラムです。今回は左からスタートのパターンです。

メトロノームに合わせて、練習パターンをひたすら反復です。

【練習時間：約6分】
【テンポ：60〜80】

練習パターンを１セットとして、ゆっくりからスタートします。

はい。お疲れ様でした〜。

速いテンポだけを練習するのではなく、ゆっくりから始めて、徐々にテンポを上げて何セットも練習することがポイントです。

練習する時に注意するポイント

左からスタートするパターンは、始めは「何だこれ！自分の手じゃないみたいだぁ…」と違和感たっぷりかもしれません。
もし「違和感があるなぁ」と感じるなら、まだ左手が弱い！ということです。

左手が弱いと、リズムの乱れ・揺れにつながります。何度も練習して、細かい感覚までわかる様になりましょう。

確実に・正確に叩くには集中力が大切です。

何となくできた…ではダメ

メトロノームにちゃんと合っているか？
リズムはズレてないか、揺れていないか？
の判定はストイックに行いましょう。

パターンをやっている時に「あ、リズムがズレた…」と思ったら、1セット目からやり直し！

全セットを連続でパーフェクトに叩けるまで頑張りましょう！（すごく集中しないとできませんよー。）

基本練習では、
・メトロノームに合って叩けているか？
・リズムが乱れていないか？
など、自分の叩いた音を俯瞰して聴く（セルフチェックする）ことが大切です。

自分の音が客観的に聴けていないと、叩けてるつもりになってしまいます。

という方は、独りで悩んでいるより習ったほうが絶対に早いです。

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