画像はイシバシ楽器さんからお借りしました。リニューアルしたNew横浜店に早く行きたいドラマーのみっきー(@mickey_higashi)です。
ドラムはそこそこ叩けるけど、オリジナル曲になるとリズムパターンやフィルが思いつかない!と悩む声をよく聞きます。
今日は、そんなオリジナリティ溢れるドラミングができない!という方へのアドバイスです。
目次
とりあえず完コピしてみよう
とにかく「1曲をコピーして、分解して、叩ききってみる」という事をしてみましょう。
好きな曲、叩きたい曲、なんでもいいです。
理由は「自分のクセ・おきまりパターン」とは違うことをするためです。
オリジナル曲ばかりやってると、どうしても自分の好きなテンポ、好きなフレーズ、好きなフィルに偏ります。
これが続くと、発想も「おきまりパターン」ばかりになってしまいがち。
視野が自分のクセパターンだけに狭まっちゃうので、視野を広げる=引き出しを増やすために、コピーをすると効果あります。
「1曲を叩ききる」ことで気づくもの
ここで重要なポイントは「1曲を叩ききる」こと!
実際に叩いてみる。これがすごーく大切なのです。
1曲全部叩ききることで気づくモノ、広がる視界があります。
基本のリズム・パターン、全体のグルーヴ感、サビ前フィル、Aメロでのフィル、イントロのアプローチ、サビへの盛り上げ、サビ後の収束、エンディングなど…
1曲を通してのアプローチ、場面ごとのアプローチ、その小節でのアプローチ、ここ一番でのアプローチなど、様々な気づきは、実際に1曲を叩ききらないとわかりません。
やったつもりで終わらない!
曲を聞いて、「あ〜、こうやって叩いてるのか〜。こんなフィルか〜。」と頭だけで理解する・ちょっとカジるだけで叩けたつもりになるのは意味がありません。
それは「やったつもりになっただけ」です。
実際に叩いてみる、体を動かしてみることをしないと、本当の気づきはありません。(←聴いてた時と、叩いた時で全然違った!という経験ありませんか? まさにソレです!)
他のジャンル、あまり聞かない分野の曲も完コピしてみよう!
はじめは、好きな曲、好きなバンド、好きなドラマーの曲を叩くだけでいいでしょう。
でも、違うジャンルの曲、あまり聞かないバンド、よく知らなかったドラマーの曲もコピーして叩ききると、さらに効果があります!
他ジャンルの曲を知るには?
「でも曲はどうやって探せばいい?」と悩んだ場合ですが、私の場合は、ビルボードTop40を見て気になった曲をコピーしています。
ジャンルを広げる場合、ジャンル別のヒットチャート(CD売上げチャート)をチェックします。
すると、そのうち「お、この人いいな」というアーティストやドラマーが新発見できますので、そのアーティストやドラマーを追いかける…みたいなループですね。
「守・破・離」で道を極めるべし
「守・破・離(しゅはり)」とは、道を極める順序段階を示すコトバ。
- 「守」は、教え・型を身につける、真似る段階
- 「破」は、他の教えや創意工夫を追求する、アレンジを加える段階
- 「離」は、独自ものを生み出す、自分を確立する段階
今日のアドバイスに当てはめると「守」の段階ですね。
あくまで「守」の蓄積があっての、「破」「離」です。いきなり「破」や「離」をやろうとしても、できるわけがありません。
その「守」の幅をどんどん増やせば、「破」「離」の幅も深さもどんどん増していきます。
「守」をおろそかにすれば、「破」「離」もニセモノになります。
知識と経験が少なければ、引き出しも少ない
自分の引き出しは何もしないで自然と増えるものではありません。
何かしらの知識・経験を得ることで、それが蓄積されていく。蓄積されたものが消化されて(自分の中でちゃんと理解されて)引き出しになる。←これとても重要です。
まとめ
最後は真面目っぽく、守破離をねじ込みましたが…、今日のポイントは「コピーして、1曲叩ききってみる」、そうすることで「知識と経験が増える → 引き出しが広がる」です。
ちゃんと曲に向き合い、分解して、理解して、1曲通して叩いてみると、視野がかなり広がりますよ〜。
新曲チェックは風呂に入りながら。でも風呂場のWiFiは電波が弱いんだよな〜。これ使ってみようかな↓
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