Logic Pro Xを使っていて、「これどうやるんだ?」と思ったことを書いていく備忘録シリーズ。

今回は、、、

「Midi打ち込みを重ねていきたい。追記・追加して録音したいんじゃ!」

です。

解決方法:録音設定を「結合」にする

まずは結論。

  1. メニューの「録音」から
  2. 「Midi録音が重複する場合」項目にある
  3. 「結合」ってモードに設定

はい、こうすれば追記の感じで打ち込み録音できます。

ドラムの打ち込みや、ピアノを片手ずつ打ち込みたい

そもそも、なんで追加の形式で録音したいか?というと、、、

打ち込みをする時に「一発で完璧に全てのノートを弾ける」ならいいのですが、私は「ピアノを片手ずつ」しか弾けません。

まずは右手を弾いて、次に左手を弾いて、足りない装飾の和音とかもその後に…
みたいな、継ぎ足し継ぎ足しの重ね録音がしたかったのです。

ドラムの場合は、一気に全部を打ち込むのも無理っす。
最初はハイハットとスネア、次にバスドラ…みたいに録音したいものですよね。

勝手にテイクフォルダが作成される?!

でもって、デフォルトの設定(なのかな?)だと、重ねて録音しようとすると「テイクフォルダ」とかいうのが勝手に作成されてしまいます。

追記じゃなくて、新しいリージョンとして作成されちゃう感じです。

いやいや、今あるやつに追加したいのです!

録音設定の「結合」モード

って事で調べてみると、どうやら「重ねて録音した(しちゃった?)場合にどうするか?」のオプションがいくつかあるって事を知りました。

最初に説明した通り、録音メニューから変更できます。

  1. メニューの「録音」から
  2. 「Midi録音が重複する場合」項目にある
  3. 「結合」ってモードに設定

ちなみに、[環境設定] > [録音]からも設定できます。

サイクルオフ・オンで違う設定にできる

メニューを見ると「サイクルオフ」「サイクルオン」とあります。
そう、サイクルモード(繰り返し再生モード)の時と、そうじゃない時で重ねて録音するか、別テイクにするか…みたいに別々に設定できるのです。

…ですが、私の場合は基本的に別テイクで録音するって事はしないので、基本はどっちも結合のモードにしています。(テイクフォルダの使い方がよくわかっていないだけですが…)

サイクルオフの「選択したリージョンをオーバーラップ/結合」

サイクルオンの設定は「結合」の一択です。

で、サイクルオフを見ると…

  • 結合
  • 選択したリージョンをオーバーラップ/結合

の2種類あります。

これは、録音が「他のリージョンと被った場合」にどうするか?の違いです。

録音したいリージョンの前後にリージョンがある場合に、この違いが重要になります。

結合の場合

結合にした場合は、他のリージョンに被って録音した場合は、次のリージョンもどんどん結合していきます。
吸収合併・飲み込み式って感じで、とにかく全てを結合していき、一つのリージョンにしてしまうパワープレイです。

選択したリージョンをオーバーラップ/結合

一方の「選択したリージョンをオーバーラップ/結合」は、「選択したリージョンだけ」に作用します。

お隣さんのリージョンに被った場合はどうなるのか?というと、いわゆる「オーバーラップ」といって、重なったお隣さんリージョンはそのままの状態で、リージョンが重なった(レイヤーみたいな?)感じになります。

私は「選択したリージョンをオーバーラップ/結合」にしています。