ドラムを始めよう!と思った時、「生のドラムセットは無理。でも、電子ドラムなら買ってもいいかな?」と考えますよね。
そう、電子ドラムは「簡単にドラムっぽい音が出せる」、とても楽しいガジェットです。
しかし、アマゾンで検索すると電子ドラムが胃もたれする程にたくさん出てきます。
値段・形状・付属品など、ピンからキリまで色々です。
ふぉぉ、どの商品を選べばいいのか!?…と悩むもの。
という事で、生ドラムも電子ドラムも持っている「現役ドラマー&ドラム講師」の視点で、『電子ドラムを購入する際に気をつけるポイント』を解説していきます。
- そもそも、電子ドラムで練習して上達するの?
- 電子ドラムは静かなの?騒音は?
- 電子ドラムを選ぶポイントは?
- 結局、どの電子ドラムを買うのがいいの?
みたいな、右も左もわからない方が疑問に思うことを、様々な視点から検証&体験談をおハナシしています。
初心者が知っておきたい電子ドラムのこと
「電子ドラムを始めて買う方」や「ドラムの初心者の方」は、電子ドラムってどんなもの?何を基準に選べばいいの?と不安や疑問がありますよね。
そんな初心者の方にまず知って欲しいのは、電子ドラムの総合的な知識です。
- 電子ドラムにはどんなメーカーがあるのか?
- 各メーカーでどんな商品があるのか?
- スペックや機能の見方と意味
- 大きさや騒音など、設置の環境についての理解や落とし穴
- そもそも電子ドラムで上達するのか?
- ドラム講師がおすすめするモデル
はい、結構たくさんあってビビるかもしれませんが、大きな買い物なので事前の知識をしっかりと理解していれば後悔することはありません!
まずは、電子ドラムのおすすめと選び方を初心者向けにまとめた記事を参考に、「ふーん、電子ドラムってこんな感じなんだぁ」と理解するところからスタートしましょう!
初心者が見逃しやすい電子ドラム選びのポイント
電子ドラムを選ぶ際に、初心者が見逃しがちなポイント。それは「騒音についての理解」と「上達のために知っておくべきこと」です。
騒音については、「まあ、静かなんだろうな」という漠然としたイメージはあると思いますが、いざやってみると「振動音」が結構ドスドス鳴って「あれ、思ってたよりうるせー!」となります。
そんな騒音について検証・考察レビューを書いていますので、参考にしてください。
そして、もう一つのポイントが重要!
そう、「電子ドラムで練習して上手くなるの?」という疑問です。
ドラムの練習をしたいから、ドラムが上手くなりたいから電子ドラム買います。でも上手くならなかったら意味ないですよね〜。
その疑問の結論は「電子ドラムの特性を知った上で練習をすれば上達にも効果がある」と言えます。
初心者がまず読むべき記事3つ
電子ドラム初心者の方が「まず知っておけ!」というポイントを紹介しました。
それらを解消する「初心者が最初に読む3つの記事」はこちら。ぜひ参考にしてくださいね!
電子ドラムの選び方と目的別おすすめ機種をプロドラマーが解説
電子ドラムの騒音はどれくらい?実際に叩いた生の音・振動音を聞いてみよう!
電子ドラムで練習して上手くなるの?生ドラムとの違いや上達に効果はある?
\ 電子ドラムの記事一覧 /
さて、ここからは当サイトにある電子ドラムに関するお役立ち記事をカテゴリ別にまとめました。
もっと深く知りたい!ピンポイントのあの悩みを知りたい!という方の参考になれば嬉しいです!
1. 電子ドラムの選び方・購入する前の注意点
電子ドラムは決して安い買い物ではありません。
いざ自宅に届いてから「思ったより場所を取る」「階下への振動が想像以上だった」といった失敗をしないために、ドラム講師の視点から事前にチェックすべきポイントを整理しました。
まずはここを読んで、後悔しないための準備を整えましょう。
電子ドラムの選び方と目的別おすすめ機種をプロドラマーが解説
電子ドラムの騒音はどれくらい?実際に叩いた生の音・振動音を聞いてみよう!
電子ドラムで練習して上手くなるの?生ドラムとの違いや上達に効果はある?
2. 体験談・検証・レビュー
カタログスペックだけではわからない、実際の使い心地や防音性能を徹底的に検証しています。
知る人ぞ知る「ディスクふにゃふにゃシステム(DFS)」による騒音対策の実験や、防音・防振対策など、自宅練習の環境作りに悪戦苦闘した体験談を紹介します。
電子ドラムの騒音問題を解消!ふにゃふにゃシステムの作り方と効果をレビュー。
電子ドラムに最適なヘッドフォン・イヤホンの選び方。実際に試してみたのでレビューするよ。
自宅で電子ドラムを叩くなら、足元の環境も大切です。
スリッパや裸足ではなく、ドラム専用の靴を履くだけで、ペダルの操作性が劇的に変わります。
私の経験談や選び方などドラムシューズについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
3. DTM・活用術・トラブル解決
電子ドラムは単なる練習道具ではなく、PCと繋いで録音したり、アプリを活用して練習を楽しくしたりと、活用の幅が非常に広いです。
デジタル機材ならではの設定方法から、打面が反応しなくなった時の対処法まで、長く使い続ける中で遭遇する悩みを解決するヒントをまとめています。
4. 初心者も安心!おすすめ電子ドラム紹介
数あるモデルの中から、予算や住宅環境に合わせて選べる厳選機種を紹介します。
これからドラムを始める初心者に最適なコストパフォーマンスの高いモデルから、生ドラムの打感に限りなく近づいたハイエンドモデルまで、ドラム講師の目線からホンネのレビューをしています。
\防音・騒音問題で電子ドラムを諦めている方へ/
自宅で電子ドラムを演奏する際、最大の壁となるのが階下への振動問題です。
市販の防振マットを敷くだけでは、バスドラムを踏む際のドスンドスンという衝撃音を完全に消すことは難しく、苦情に怯えながら練習している方も少なくありません。
そんな悩みを解決するために、私が試行錯誤の末にたどり着いたのが、バランスディスクを活用した自作防振台「ディスクふにゃふにゃシステム(DFS)」です。
低コストでありながら驚異的な防振効果を発揮するこのシステムは、自宅DIY好きドラマーの間で定番の対策となっています。
私自身の経験と検証に基づいた、騒音対策の決定版ともいえるDFSの作り方と効果の記事をぜひ参考にしてください。自作の工程とレビューも紹介していますので、何が必要でどんな工程かがイメージできると思います!
電子ドラムを買ったら練習あるのみ!上達の「ヒント」と「レッスン」
電子ドラムを購入して、自宅でいつでも叩ける環境が整うと、それだけで上達したような気分になり、ワクワクしますよね。しかし、実はここからが本当のスタートです。
電子ドラムは非常に便利なツールですが、一方で「生ドラムとの打感の違い」という課題もあります。
独学で練習を続けていると、電子ドラム特有の跳ね返りに慣れすぎてしまったり、音の強弱など叩く加減がわからない耳になってしまい、いざスタジオで生ドラムを叩いた時に「全然思った音が出せない」「とにかくブッ叩くだけの演奏になってしまう」といった壁にぶつかる方も少なくありません。
何よりも電子ドラムは電子音。生ドラムは本物のリアルなサウンド。この違いはでかい。
もしあなたが、「基礎から叩けるようになりたい」「変な癖をつけたくない」「かっこいいドラムを叩きたい!」と考えているなら、一度私のレッスンを受けてみることをおすすめします!
ドラムを始めるには?
電子ドラムに関するよくある質問(FAQ)
電子ドラムのおすすめは?何を選んだらいいの?…そんな購入の悩みや、
買ったはいいけど上達するの?…みたいな不安があると思います。
そんな、電子ドラムに関するよくある質問をまとめました。
-
マンションやアパートでも、苦情は来ませんか?
-
ドラム歴40年以上。小さな頃からドラムの騒音と戦ってきた私が正直に言います。
アパートやマンションではかなり厳しい!
「叩く音そのもの」はうるさいのですが、それはメッシュなどの消音性能(企業努力)で軽減されています。
しかし、電子ドラムや練習パッドなどドラムの練習で一番の問題って、ペダルを踏んだ時の振動が床を伝わって階下に響く「振動音」なのです。
じゃあ、絶対に無理?というと、そういうわけではありません。
生徒さんの中には電子ドラムを買った方もいます。その方は一軒家だったり、マンションでも1階の角部屋だったりします。
先に紹介したディスクふにゃふにゃシステム(DFS)のような、振動を物理的に遮断する対策をすれば振動音は気にしなくてよいかもしれませんが、アタック音はどうしてもポコポコ・パチパチ鳴ります。
壁が薄い建物だと厳しいかも?
-
安いモデル(5万円以下)でも上達できますか?
-
趣味として楽しむ目的であれば、エントリーモデルでも十分な機能を備えています。
しかし、安価な製品は打面の感度が低く、強弱の表現(ダイナミクス)に限界があるため、本格的な上達を目指す練習用としては物足りなさを感じるケースが少なくありません。
長期的な視点でドラムを続ける場合は、将来的な買い替えを想定するか、初期投資として15万円前後のミドルクラス以上のモデルを検討することをおすすめします。
一方で、低価格モデルを「気軽に楽しむためのデジタルガジェット」と割り切り、基礎練習は静音性の高い練習パッドで行う、という明確な使い分けであれば、導入コストを抑える選択肢として十分に有効です。
-
電子ドラムで練習していると、生ドラムが叩けなくなると聞きましたが本当ですか?
-
私の経験からすると、生ドラムが下手になりました。というのも、電子ドラムって「センサーを鳴らす(スイッチを作動させる)作業」なんですよね。そして、センサーが作動すれば必ず同じ音が出る。
あくまでデジタル製品なのです。対して生ドラムは「生」のアナログなので、叩き方・強さ・角度…など、「叩き方次第でサウンドが変化」するもの。
そのため、「電子ドラム」と「練習パッド」を併用すべき!…です。
電子ドラムで上達するのか?という問いに対する、私の答えは「やり方次第」なのです。
生徒さんで電子ドラムを買った方がいます。その方は電子ドラムで練習しまくっていて手足はよく動くようになりました。
しかし! シンバルの叩き方がかなり雑になって耳障りなドラムを叩くようになってしまいましたとさ…。
-
電子ドラムの設置にはどのくらいのスペースが必要ですか?
-
一般的な構成の電子ドラムであれば、およそ2畳分のスペースを確保できれば十分に設置が可能です。
しかし、導入時の計画で盲点となりやすいのが「演奏者自身の着席スペース」です。
カタログスペック上の製品寸法だけで判断して設置場所を決めてしまうと、本体は収まっても、いざ椅子を置いて座ったときに十分なゆとりがなくなってしまいます。
ドラムの演奏には、手足を大きく動かすための適切な可動域が必要です。窮屈なセッティングは正しいフォームの妨げにもなるため、本体の専有面積だけでなく、自分が座って無理なくスティックを振るための余白を含めてレイアウトを検討する必要があります。
最近は非常にコンパクトに折りたためるモデルも増えていますが、少し余裕を持ったスペースを確保するのが理想的です。
-
中古の電子ドラムはやめておいたほうがいいでしょうか?
-
電子ドラムの性能はセンサーの精度に依存しているため、センサーの摩耗や経年劣化は製品の寿命に直結します。
さらに、ゴムやメッシュを採用しているパッド部分は本質的に消耗品です。そのため、中古品を検討する際は注意が必要です。たとえ外観が綺麗であっても、内部のセンサーや部材が劣化しているケースが少なくありません。
また、前オーナーのプレイスタイルや打点の偏りによって、特定の箇所だけ感度が低下しているといった「部分的な反応不良」のリスクも存在します。中古品を購入する場合は、目視できない内部の消耗度合いまで考慮に入れる必要があります。
個人的には新品を買うのがおすすめですね〜。
-
ドラムの初心者でも電子ドラムを買っていいの?
-
もちろん買って大丈夫!電子ドラムがあれば練習のモチベーションも上がりますよね。
生徒さんでも「電子ドラム買いたい」という方が結構います。そんな時は私が全力でアドバイスしています。
逆に体験に来られた方で「電子ドラムを持っていて、家でも結構叩いている」という方もいますよ!
先に解説した通り、練習効果を高めるなら「電子ドラム」と「練習パッド」を併用すべきですね。
-
電子ドラムには「初心者向け」みたいな商品はある?
-
私の知る限り、初心者向け!という明確なモデルは無いです。
どちらかと言うと「プロ向け」みたいな高級モデルはあります。逆に安いモデルは「廉価版」というだけで、安い=初者向けというわけではないのでご注意を。
高い安いには理由があるので、初心者でも練習で十分使えるスペックの選び方を参考にしてください。
-
電子ドラムの寿命は?すぐ壊れる?
-
使い方次第!ですが、10年は余裕で持つと思います。
最初に壊れるのは「センサー部分」や「ケーブルの接触部分」など、普通の電化製品と同じではないでしょうか?
結局は粗くぶっ叩き続けると消耗も早いかな?って感じですね。ただしパッドは個別で購入できますので、センサーがダメになったら個別パーツとしてで買い替えるって感じです。
ちなみに、私が買ったATVの電子ドラムは2019年なので、2026年時点で7年使っていることになりますが全然不具合なし。
-
電子ドラムの平均的な値段は?/コスパのいい電子ドラムは?
-
一概には言えないけど、15万以上のものが満足できると思います。
プラス付属品とかのセットで20万くらいを覚悟する感じ?
そう考えると安い買い物ではありません。だからこそ、いいものを買っておいた方が後悔はしないです。
付属品も、ちゃんと満足するものを買っておく。それがポイントかなぁと思います。
高いものを買って結局使わなくなった…みたいな時って、上達しなかったり・叩き方がよくわからないってパターンも多いです。
そんな時は、「習う」という選択肢をプラスしましょう!













