Logic Pro Xを使っていて、「これどうやるんだ?」と思ったことを書いていく備忘録シリーズ。
今回は、、、
「Midi打ち込みを重ねていきたい。追記・追加して録音したいんじゃ!」
です。
Contents
解決方法:録音設定を「結合」にする
まずは結論。
- メニューの「録音」から
- 「Midi録音が重複する場合」項目にある
- 「結合」ってモードに設定
はい、こうすれば追記の感じで打ち込み録音できます。
ドラムの打ち込みや、ピアノを片手ずつ打ち込みたい
そもそも、なんで追加の形式で録音したいか?というと、、、
打ち込みをする時に「一発で完璧に全てのノートを弾ける」ならいいのですが、私は「ピアノを片手ずつ」しか弾けません。
まずは右手を弾いて、次に左手を弾いて、足りない装飾の和音とかもその後に…
みたいな、継ぎ足し継ぎ足しの重ね録音がしたかったのです。
ドラムの場合は、一気に全部を打ち込むのも無理っす。
最初はハイハットとスネア、次にバスドラ…みたいに録音したいものですよね。
勝手にテイクフォルダが作成される?!
でもって、デフォルトの設定(なのかな?)だと、重ねて録音しようとすると「テイクフォルダ」とかいうのが勝手に作成されてしまいます。
追記じゃなくて、新しいリージョンとして作成されちゃう感じです。
いやいや、今あるやつに追加したいのです!
録音設定の「結合」モード
って事で調べてみると、どうやら「重ねて録音した(しちゃった?)場合にどうするか?」のオプションがいくつかあるって事を知りました。
最初に説明した通り、録音メニューから変更できます。
- メニューの「録音」から
- 「Midi録音が重複する場合」項目にある
- 「結合」ってモードに設定
ちなみに、[環境設定] > [録音]からも設定できます。
サイクルオフ・オンで違う設定にできる
メニューを見ると「サイクルオフ」「サイクルオン」とあります。
そう、サイクルモード(繰り返し再生モード)の時と、そうじゃない時で重ねて録音するか、別テイクにするか…みたいに別々に設定できるのです。
…ですが、私の場合は基本的に別テイクで録音するって事はしないので、基本はどっちも結合のモードにしています。(テイクフォルダの使い方がよくわかっていないだけですが…)
サイクルオフの「選択したリージョンをオーバーラップ/結合」
サイクルオンの設定は「結合」の一択です。
で、サイクルオフを見ると…
- 結合
- 選択したリージョンをオーバーラップ/結合
の2種類あります。
これは、録音が「他のリージョンと被った場合」にどうするか?の違いです。
録音したいリージョンの前後にリージョンがある場合に、この違いが重要になります。
結合の場合
結合にした場合は、他のリージョンに被って録音した場合は、次のリージョンもどんどん結合していきます。
吸収合併・飲み込み式って感じで、とにかく全てを結合していき、一つのリージョンにしてしまうパワープレイです。
選択したリージョンをオーバーラップ/結合
一方の「選択したリージョンをオーバーラップ/結合」は、「選択したリージョンだけ」に作用します。
お隣さんのリージョンに被った場合はどうなるのか?というと、いわゆる「オーバーラップ」といって、重なったお隣さんリージョンはそのままの状態で、リージョンが重なった(レイヤーみたいな?)感じになります。
私は「選択したリージョンをオーバーラップ/結合」にしています。