[VOCALOID] 初音ミク(Miku Hatsune)

Lyrics

あの雲に乗り、歌う
君の、ことば
いつもの形と、影の色
でもね
それが、満たされて
乱されて、僕の
特別な色の、糸になる


この雨が奏でる鼓動、濡れた空
水琴の音色に、目を閉じる
でもね
ことばのアヤトリ、絡まる気持ち
見逃し、見過ごし、目をそらす


そら見て、歌うよ
僕だけの、雲になるまで


見逃して、風が吹き
見過ごして、影が咲き
いつの間に、追いかける
色のない、蜘蛛の糸

土渇き、雲になり
雨になる、水の琴
シラを切り、ミエを切り
堰をきる、この気持ち

いとおしく、苦しくて
何気ない、ことばでも
特別で、僕だけに
色のある、雲の糸


あの空に漂う、僕だけのことば
いつもの光と、月の色
でもね
ことばを遮り、強がり、絡まり
見逃し、見過ごし、蜘蛛になる
けどね、ほら
雲を見て、浮かぶ影
空の色、僕の意図
いつもの形と、影の色
でもね
君と僕の、特別な
色になる、意図がある
味のない、ことばでも
空を見て、雲になる


ほら見て、語るよ
君の雲を、探して
あの、はかない影の上に
絵の具かけ、浮かぶよ。君に…


見逃して、風が吹き
見過ごして、影が咲き
いつの間に、追いかける
色のない、蜘蛛の糸

手に取れず、満たされず
人知れず、乱される
逆らえず、抗えず
目をそらし、蜘蛛になる

会いたくて、苦しくて
切なくて、雨になり
いつの間に、輝いた
蜘蛛の糸、旋律になり

奏で、歌い出す。

僕だけの、意図がある
浮かぶ雲、いつまでも
空見上げ、探してる

いとおしく、苦しくて
何気ない、ことばでも
特別で、君だけに
色がある、雲になる


あの空に乗り、歌う
僕の、ことば
くものいと